この神社について
歴史・由来
京都・北野天満宮、福岡・太宰府天満宮と並ぶ「日本三天神」の一つに数えられる、菅原道真公(学問の神)を祀る古社。
社伝によれば、長治元年(1104)、雷雨とともに天神画像が降ってきて、それを村人が祀ったのが始まりという。「荏柄(えがら)」の名は、古い地名「荏草(えがや)」の転訛とされる。
治承4年(1180)、鎌倉入りした源頼朝が大蔵幕府を開く際、この社が幕府の鬼門(東北の方角)にあたることから、鬼門守護の社として深く崇敬。社殿を整備し、以後、武家の信仰を篤く集めた。
承久元年(1219)に焼失したが、すぐに再建。本殿は南北朝期から室町初期の建立とされ、現存する社殿は重要文化財に指定されている。鎌倉幕府の崩壊(1333年)後も鎌倉公方・足利氏に守られ続け、戦乱の世にも法灯を絶やすことなく今に伝えられた。
近代以降は、学問の神として受験生・学生の信仰を集める。建保2年(1214)、鶴岡八幡宮の別当となった慈円が当社の別当も兼ね、藤原定家との交流を持ったという文人ゆかりの逸話も残る。
見どころ・特徴
鎌倉駅から徒歩約20分、鶴岡八幡宮の東側、瑞泉寺へ向かう道沿いの静かな参道入口。朱の鳥居をくぐり、石段を上った先に本殿が建つ。
本殿(重要文化財)は、簡素で気品ある三間社流造の小社殿。室町期の建築をほぼそのまま残し、特に蟇股(かえるまた)の彫刻、組物の意匠に時代の特色がよく表れている。鎌倉に現存する最古級の神社建築の一つ。
境内に立つ巨大な「大銀杏」は、樹齢約900年と伝わる御神木。秋には黄金色に染まり、参道一面を黄葉で覆う見事な紅葉が楽しめる。
「絵筆塚(えふでづか)」は、漫画家・横山隆一を中心に多くの漫画家が筆を供養するために建てた珍しい塚。手塚治虫、藤子不二雄ら154名の漫画家の自画像レリーフが刻まれており、漫画好きには見逃せない名所。学問の神・天神様と、現代の文芸である漫画が結びつく、いかにも鎌倉らしいユーモア。
合格祈願の絵馬がびっしりと奉納され、特に2月の梅、3月の桜の頃は、合格を願う家族連れで賑わう。鶴岡八幡宮から少し足を伸ばすだけでたどり着ける、隠れた古社の名品である。
学び・特徴
主祭神
菅原道真
社格
別表神社
創建
1104年(長治元年)
ご利益
学業・合格厄除け
基本情報
住所
神奈川県鎌倉市二階堂74
参拝時間
8:30〜16:30
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR「鎌倉駅」よりバス「天神前」下車徒歩2分
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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