この場所について
東京都中央区の銀座にある、歌舞伎(かぶき)の専用劇場です。1889年(明治22年)に開場し、今の建物は5代目にあたります。観劇をしなくても入れる場所があり、歌舞伎の歴史や雰囲気にふれられます。
歴史・由来
【明治の開場から、5つの建物へ】
歌舞伎座は、1889年(明治22年)に開場しました。当時は、木造3階建てで、外観は洋風、中は和風のつくりだったとされています。その後、何度も建て直されて、今の建物は5代目です。
【和風の外観へ、そして焼失】
1911年(明治44年)に、外観が和風の宮殿のような姿に改築されました。1921年(大正10年)には、漏電(ろうでん)による火災で焼けてしまいました。
【桃山様式の第三期】
次に建てられたのは、岡田信一郎(おかだしんいちろう)が設計した、桃山(ももやま)様式の鉄筋コンクリート造の建物です。大きな破風(はふ)の屋根が特徴でした。工事の途中で1923年(大正12年)の関東大震災の火災にあい、工事は中断しましたが、その翌年に完成しました。
【戦災と戦後の再建】
1945年(昭和20年)の東京大空襲で、建物の大部分が焼けました。1951年(昭和26年)に、吉田五十八(よしだいそや)の設計で再建されました。
【現在の第五期】
その後、建物は老朽化のため建て替えられることになり、約3年の工事を経て、2013年(平成25年)4月に新しい歌舞伎座が開場しました。設計は、建築家の隈研吾(くまけんご)と三菱地所設計とされています。
見どころ・特徴
【唐破風(からはふう)の大屋根】
正面の大きな門の上に、弓のような曲線をえがく唐破風の屋根があります。左右に大きな破風の屋根が並び、桃山様式の姿を受けついでいます。唐破風の金色の飾りは、前の建物で使われていた材料を再利用したものとされています。
【鳳凰(ほうおう)の紋】
瓦には、歌舞伎座を象徴する「鳳凰の紋」が描かれています。
【観劇しなくても楽しめる場所】
地下の「木挽町広場(こびきちょうひろば)」には、お土産の店や食事処があります。歌舞伎座タワーの5階にある「歌舞伎座ギャラリー」は、歌舞伎にまつわる展示を無料で見られます。同じ5階には屋上庭園があり、先人の碑や、前の建物の鬼瓦などを見られます。4階の回廊では、歴代の俳優の舞台写真や、これまでの建物の模型などが展示されています。
【一幕見席(ひとまくみせき)】
芝居の中から、見たい幕だけを選んで観られる席があります。当日券のみで、席は4階にあります。上演される幕や料金は、月ごとに変わります。
見学できる場所や時間は、公演や催しによって変わることがあります。お出かけの前に、公式の案内でご確認ください。
学び・特徴
創設
1889年(明治22年)に開場した。現在の建物は5代目にあたり、2013年(平成25年)4月に開場した。
テーマ
歴史建築
基本情報
住所
東京都中央区銀座4-12-15
開館時間
歌舞伎座ギャラリーは、10時30分から18時までで、入場は無料です。休みの日は決まっていません(取材は2026年1月ごろまでの情報です)。劇場の開演時間は公演ごとに違い、屋上庭園や木挽町広場などの時間も変わることがあります。お出かけの前に、歌舞伎座の公式サイトでご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線の東銀座駅の3番出口が、建物の地下2階につながっています。お出かけの前に、最新の案内をご確認ください。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
訪問記録
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