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文化施設 中央区

日本橋三越本店

にほんばしみつこしほんてん

別名:三越日本橋本店

この場所について
日本橋三越本店(にほんばしみつこしほんてん)は、東京都中央区日本橋室町一丁目にある百貨店です。江戸時代の呉服店(ごふくてん)「越後屋(えちごや)」を前身とし、営業を続けながら、その本館が国の重要文化財に指定されています。 西洋古典様式を基調にした建物で、正面玄関には2頭のライオン像があり、中央ホールにはパイプオルガンと天女(まごころ)像があります。営業中の百貨店の中にあるため、見学は店の営業時間に合わせて訪ねます。

歴史・由来

このお店のはじまりは、延宝(えんぽう)元年(1673年)に三井高利(みついたかとし)が江戸で開いた呉服店「越後屋」です。三越伊勢丹ホールディングスの沿革によると、店頭での現金販売を始めた店でした。 明治37年(1904年)12月に株式会社三越呉服店が設立され、初代専務の日比翁助(ひびおうすけ)が「デパートメントストア宣言」を発しました。同じ沿革には、これによって日本初の百貨店となったと書かれています。 大正3年(1914年)10月、本店にルネッサンス式5階建ての新館が落成しました。設計は横河工務所(よこがわこうむしょ)で、日本初のエスカレーターとライオン像もこのとき設けられたと、三越の沿革にあります。国の文化財データベースの解説によると、その後、関東大震災で被災した建物の鉄骨を生かして再建され、昭和2年(1927年)4月に改修・増築が落成して、三越ホール(現在の三越劇場)が開設されました。 昭和10年(1935年)10月には増改築が完了し、中央ホールが完成して、パイプオルガンが中央ホールに置かれました。建物は、西洋古典様式を基調にした外観と、三越ホール、中央大ホール、特別食堂などの内装が評価され、平成28年(2016年)7月25日に国の重要文化財に指定されました。

見どころ・特徴

【ライオン像】 本館の正面玄関には、2頭のライオン像が置かれています。公式サイトによると、像は大正3年(1914年)のもので、百貨店の開設に備えて欧米を視察した当時の支配人・日比翁助が、イギリスで注文しました。 モデルは、ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔の下の獅子像とされ、完成までに3年かかったと説明されています。 【中央ホール】 1階の中央ホールは、大理石を張りつめた大きな吹き抜けの空間です。公式サイトによると、ホールは大正3年の新館完成のときに生まれ、はじめは広さ214平方メートルで、光を取り入れる天井がありました。昭和10年(1935年)の増改築で400平方メートルになり、大きなドームの下に1階から5階までが吹き抜ける「ライトウェル」の大ホールになりました。 【パイプオルガン】 中央ホールの2階に、パイプオルガンがあります。アメリカのウーリッツァー社が作った、映画や舞台の伴奏のための「シアターオルガン」という種類の楽器で、製造は昭和4年(1929年)、輸入は昭和5年(1930年)でした。はじめは7階に置かれ、昭和10年の増築で中央ホール2階に移されました。 管楽器や打楽器、いろいろな効果音も出せるので、1台でオーケストラのような演奏ができるとされ、舞台の裏には852本のパイプがあります。中央区の区民有形文化財(歴史資料)に、平成21年(2009年)1月14日に登録されています(区の登録で、国の指定とは別です)。演奏の日や時間は変わることがあるので、公式サイトのお知らせで確かめてください。 【天女(まごころ)像】 本館1階に立つ天女像は、昭和35年(1960年)に完成し、4月19日に除幕式がありました。三越の基本の考え方である「まごころ」を表すことから、「まごころ像」とも呼ばれます。 作ったのは佐藤玄々(さとうげんげん)で、京都の妙心寺(みょうしんじ)の中にあるアトリエで、完成まで約10年かかったと公式サイトにあります。像は中央ホールから5階の吹き抜けに届くほどの高さがあり、雲につつまれた天女が花の中心に降り立つ瞬間の姿をあらわしています。平成12年には大きな修復工事が行われました。 【建物の外観と内装】 国の文化財データベースによると、建物は鉄骨鉄筋コンクリート造で、地上7階、地下1階です。設計・施工にあたった横河工務所が、新築から増築まで一貫して担当しました。西洋古典様式を基調にした外観のほか、三越ホール、中央大ホール、特別食堂などの内装が評価されています。 【周辺を歩く】 三井記念美術館(三井本館7階)も、日本橋三越本店と同じ東京メトロの三越前駅から徒歩1分と、それぞれの公式サイトで案内されています。
学び・特徴
指定・選定
国の重要文化財(建造物)。名称は「三越日本橋本店」。平成28年(2016年)7月25日指定(国指定文化財等データベースによる)。 指定の基準は、意匠的に優れていること、歴史的な価値が高いことです。附(つけたり)指定として、建築図面2,115枚と、三越本店改修増築設計図・構造図3冊があります。
創設
延宝元年(1673年)に越後屋として創業。大正3年(1914年)に新館が落成し、昭和2年(1927年)と昭和10年(1935年)に改修・増築が完了した。
基本情報
住所
東京都中央区日本橋室町1丁目4番1号
開館時間
公式サイトでは、店舗全体の営業時間は10時から19時まで、食品と1階は10時から19時30分まで、と案内されています。レストランなどは、店ごとに営業時間が異なります。 定休日や臨時休業は、公式サイトでご確認ください。営業時間や休業日は変わることがあります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅から徒歩1分です。東京メトロ東西線の日本橋駅(B9出口)と都営地下鉄浅草線の日本橋駅からは徒歩5分、JR新日本橋駅からは徒歩7分、JR東京駅の日本橋口からは徒歩10分と、公式サイトで案内されています。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

訪問記録

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