この場所について
駒場野公園は、駒場東大前駅の近くにある、目黒区の公園です。明治に駒場農学校が開かれた土地で、いまも園内に、稲作の行われる田んぼが残っています。
広さは約3万9000平方メートルで、昭和61年(1986)3月31日に開園しました。
歴史・由来
駒場野公園の土地は、江戸時代から明治、そして現代へと、使われ方が大きく変わってきました。
目黒区の案内によると、ここはかつて、人の背ほどの笹が一面に生え、ところどころに松林がある、広い原野で、「駒場野」と呼ばれていました。目黒区の広報は、江戸時代の目黒が、徳川将軍家の鷹狩り(たかがり)の場として知られ、駒場野や碑文谷原(ひもんやはら)などが主な鷹場(たかば)だった、と伝えています。
明治になると、農業を近代化するために、この原野に駒場農学校が開かれました。明治14年(1881)には、ドイツ人のケルネルが、農芸化学の先生として着任し、土や肥料の研究で大きな成果をあげました。園内の田んぼは、その実験の場で、「ケルネル田んぼ」と呼ばれます。いまも筑波大学附属駒場の中学・高校の生徒が、稲作をしています。
駒場農学校は、その後、東京農林学校、東京帝国大学、農科大学などを経て、東京教育大学の農学部になり、昭和53年(1978)に筑波へ移りました。その跡地につくられたのが、駒場野公園です。
見どころ・特徴
【見どころ】
園内には、稲作の行われる田んぼ、デイキャンプ場、自然観察舎、水遊びのできる流れとジャブジャブ池、バードサンクチュアリ、果樹園、サルスベリの林があります。全国の県木を植えた「北の国の林」「関東の雑木林」「関西の雑木林」「南の国の林」もあります。
桜は19品種が植えられ、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤエベニシダレ、ジュウガツザクラ、エドヒガンなどがあります。目黒区では、桜のガイドマップも用意されています。
【訪ねかた】
田んぼは、いまも稲作が行われている場所です。稲を踏まないよう、園内の案内に従って見学してください。
【周辺を歩く】
同じ駒場にある旧前田家本邸(駒場公園)の土地も、駒場農学校の跡地の一部でした。駒場には、ほかに日本民藝館や、東京大学の駒場キャンパスもあります。
学び・特徴
由来・年代
昭和61年(1986)3月31日に開園。
基本情報
住所
東京都目黒区駒場2-19-70
アクセス
京王井の頭線の駒場東大前駅から徒歩1分です(目黒区の案内による)。
訪問記録
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