タビシリ
文化施設 目黒区

旧前田家本邸

きゅうまえだけほんてい

別名:旧前田侯爵家駒場本邸(きゅうまえだこうしゃくけこまばほんてい)、駒場公園(こまばこうえん)

この場所について
旧前田家本邸は、目黒区の駒場公園の中にある、洋館と和館の邸宅です。旧加賀藩(かがはん)主の系譜をひく前田家の本邸として、昭和のはじめに建てられました。洋館は昭和4年(1929)、和館は昭和5年(1930)に完成し、平成25年(2013)8月7日に、国の重要文化財に指定されました。 目黒区の案内によると、入館は無料です。洋館と和館のどちらも、決まった曜日に公開されています。

歴史・由来

旧前田家本邸は、前田家が本郷から駒場へ移ってきた、その続きの物語を伝える邸宅です。 目黒区の案内によると、この邸宅は、関東大震災の復興計画に関連して、本郷区(いまの文京区)の本郷から移ってきました。本郷にあった前田家の屋敷は、江戸時代の加賀藩の江戸屋敷で、その跡の大部分が、いまの東京大学本郷キャンパスです。 駒場の土地は、明治に駒場農学校があった場所です。農学校が本郷へ移ったあとの跡地を、第一高等学校、東京農業教育専門学校とともに分けて使ったと、目黒区の案内は伝えています。 邸の主は、前田利為(まえだとしなり)侯爵です。目黒区の案内は、この場所を「前田利為侯爵駒場邸跡」と記しています。 第二次世界大戦のなかで前田侯爵が亡くなったあと、邸は私人の手に渡り、終戦とともに占領軍に接収されました。昭和32年(1957)10月に接収が解除されるまでの12年間は、連合軍司令官の官邸などとして使われました。 昭和42年(1967)に東京都が公園として開園し、昭和50年(1975)4月から目黒区に移されました。 和館は、外国人の客をもてなすために建てたとも言われています。

見どころ・特徴

【見どころ】 洋館は、化粧レンガ(けしょうレンガ)やタイル張りの外観です。和館は書院造(しょいんづくり)で、縁側から、流れのある池を眺められます。 奥庭には、自然の巨木を生かし、名石をあしらった庭があります。この庭(旧前田庭園)は、令和7年(2025)3月26日に、東京都の名勝に指定されました。 【訪ねかた】 入館は無料です。洋館は水曜から日曜と、祝日の月曜の9時から16時まで、和館は火曜から日曜と、祝日の月曜の9時から16時まで公開されます。月曜が祝日の場合は開館して、翌日が休館です。年末年始も休館です。 和館では、ボランティアの方が、水曜から日曜と祝日の10時30分、11時、11時30分、13時、13時30分、14時、14時30分に案内してくれます。予約や団体のガイドは受け付けていません。 【周辺を歩く】 和館の北側には、日本近代文学館があります。となりの尊經閣文庫(そんけいかくぶんこ)は、公園から外観を眺められます。同じ駒場には、日本民藝館もあります。
学び・特徴
指定・選定
国の重要文化財(洋館・和館)。平成25年(2013)8月7日に指定。庭園(旧前田庭園)は東京都の名勝で、令和7年(2025)3月26日に指定。
創設
洋館は昭和4年(1929)、和館は昭和5年(1930)に完成。
基本情報
住所
東京都目黒区駒場4-3-55(区立駒場公園内)
開館時間
洋館は水曜から日曜と祝日の月曜、和館は火曜から日曜と祝日の月曜の、9時から16時まで公開。月曜が祝日の場合は翌日が休館。年末年始も休館。入館は無料です。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
京王井の頭線の駒場東大前駅の西口が最寄りです。小田急線の東北沢駅からも歩いて行けます。駅からの所要時間は、目黒区の案内でご確認ください。
訪問記録

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