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太宰府天満宮

だざいふてんまんぐう

福岡県・太宰府市の神社「太宰府天満宮」

Jakub Hałun, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

この神社について
全国に約12,000社ある天満宮・天神社の総本宮。菅原道真公の御墓所の上に本殿が建ち、学問・至誠・厄除けの神として厚く崇敬される。境内の飛梅は「東風吹かば」の和歌で名高い。

歴史・由来

学問の神・菅原道真公(845-903)を祀る、日本における天満宮信仰の総本社(北野天満宮)。 菅原道真は平安期の名臣。宇多天皇・醍醐天皇に重用され、右大臣まで上り詰めたが、左大臣・藤原時平の讒言により、延喜元年(901)、太宰府に左遷された。延喜3年(903)2月25日、太宰府で失意のうちに死去(享年59)。 道真の死後、京都で疫病・落雷・水害が頻発、藤原時平ら讒言者が次々と急死した。これが「道真の祟り」とされ、朝廷は道真を恐れて延長元年(923)に右大臣・贈正一位太政大臣を追贈、延喜23年(923)、北野に天満宮を建立して鎮魂を図った。 太宰府天満宮は、道真の墓所の上に建てられた、極めて稀有な「墓所と神社が一体」の聖地。延喜5年(905)、道真の門弟・味酒安行が御廟を建立、後の天満宮の起源となった。 「学問の神」として、中世以降は学者・科挙応試者の信仰を集めた。江戸期以降は受験生・学生の信仰を集める、現代の「合格祈願の聖地」。 毎年正月三が日の参拝者数は約200万人、九州随一の人気初詣スポット。

見どころ・特徴

西鉄太宰府線「太宰府」駅徒歩約5分。 「太鼓橋(御神橋)」=池に架かる朱塗りの優美な橋。「過去」「現在」「未来」の3つの橋を順に渡る、独特の参拝作法。 「本殿」(重要文化財、天正19年/1591再建、小早川隆景 三原城築城者の寄進)は、桃山時代の華麗な権現造。 「飛梅(とびうめ)」は、本殿前の御神木の白梅。道真が大宰府に左遷される際、京都の邸宅の梅に「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」と詠んだ。その梅が、道真を慕って一夜にして京都から太宰府まで飛んできたとの伝説。 「梅園」「菖蒲池」「楠の御神木」など、見どころが境内随所に。 参道の「太宰府名物・梅ヶ枝餅」は、参拝者の必須アイテム。 「九州国立博物館」が境内裏手の山にあり、参拝と組み合わせて訪れたい。 毎年9月の「神幸式大祭」、特に「神幸式」は、太宰府の秋の風物詩。
年中行事・お祭り
【神幸式大祭】例年9月21〜25日 菅原道真公の御霊を慰める、太宰府天満宮最大の祭り。919年(延喜19年)に始まったと伝わる、1100年以上の歴史を持つ。 見どころは9月22日夜の「お下りの儀」。菅公の御神霊を乗せた御神輿が、道真公が晩年を過ごした榎社(旧・南館跡)まで渡御する。約5kmの道のりを平安装束の祭祀行列が松明の灯りと共に進む光景は、道真公が生前歩いた道を辿る「時の逆行」でもある。9月25日夜には「お上りの儀」で本殿に還御する。 由来は、903年に太宰府で亡くなった道真公の慰霊。「学問の神様」として親しまれる道真公が、実際にはどのような境遇で世を去ったのか——その哀しみと敬慕が、祭りの静かな厳かさに刻まれている。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

ゆかりの食・参道の名店2 件
  • 梅ヶ枝餅(かさの家)

    太宰府参道を代表する名物和菓子。もち米と粳米を合わせた生地で粒あんを包み、両面に梅の刻印を押して焼き上げる。菅原道真公が太宰府で謹慎中に貧しい食生活を送っていた際、近隣の老婆・浄妙尼が梅の枝に餅を刺して差し入れたという伝承が名の由来。参道にはかさの家・寺田屋・きくち・梅園・松屋など複数の老舗が並び、それぞれ微妙に生地や餡が異なる。焼きたてを立ち食いするのが本流。
  • 梅園菓子処

    道真公ゆかりの上生菓子「宝満山」など、格式ある茶席菓子で知られる老舗。

※ 営業時間・定休日は変わることがあります。各店の公式情報でご確認ください。

学び・特徴
主祭神
菅原道真公
社格
天満宮・天神社総本宮・官幣大社・別表神社
創建
919年
ご利益
学業・合格厄除け出世・仕事
テーマ
桜藤パワースポット
基本情報
住所
福岡県太宰府市宰府4-7-1
アクセス
西鉄天神大牟田線「太宰府駅」より徒歩約5分
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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