タビシリ
史跡 江東区

小名木川五本松跡

おなぎがわごほんまつあと

別名:五本松跡、五本松(ごほんまつ)、小奈木川五本まつ

この史跡について
小名木川五本松跡(おなぎがわごほんまつあと)は、小名木川橋の北詰にある、かつての名所の跡です。ここにあった老松「五本松」は、小名木川の名物として知られ、広重(ひろしげ)の浮世絵にも描かれたと紹介されています。 橋の北詰東側には「五本松跡」の碑があり、数本の松が植えられています。

歴史・由来

【川面に枝を伸ばした老松】 五本松は、綾部藩(あやべはん)九鬼(くき)家の下屋敷の庭から、小名木川の川面へ枝を張り出していた松です。下屋敷は、いまの江東区猿江2丁目にあったと紹介されています。 名前の由来は、5本の松が並んでいたことからと伝わります。幕末に1本になってからも、「五本松」と呼ばれ続けました。成田山へお参りに行く船、行徳船(ぎょうとくぶね)がその枝の下をくぐる姿が名物だったと紹介されています。 【松が姿を消すまで】 この松は、明治の終わりごろに枯れたとされます。別の資料は、下屋敷の跡地が明治の中ごろに工場となり、煙で傷んだ松が明治42年(1909)に切り倒されたと記しています。 【浮世絵に描かれた五本松】 広重の絵は、『名所江戸百景』の一枚とする記事と、二代広重による慶応3年(1867)ごろの作とする資料があり、紹介が分かれています。松のあった場所も、橋の北詰の碑のあたりとする紹介と、下屋敷跡の付近とする紹介があります。

見どころ・特徴

【五本松跡の碑と松】小名木川橋の北詰東側に碑が立ち、数本の松が植えられています。川にいちばん近い松は大きく育っていますが、枝は川の上に張り出してはいないと紹介されています。 【絵と見比べる】広重の絵では、行徳船が老松の枝の下をくぐろうとしています。絵の川は、実際のまっすぐな流れと違って、右へ大きく曲がって描かれていると紹介されています。絵を思い浮かべながら、いまの川の景色を眺めてみてください。 【周辺を歩く】同じ小名木川橋の北詰には、五百羅漢道標(ごひゃくらかんどうひょう)が立っています。こちらは五本松の碑とは別のもので、見比べて歩くことができます。小名木川の沿いには、扇橋閘門(おうぎばしこうもん)もあります。
学び・特徴
成立・年代
碑の建立年は不明。老松は明治の終わりごろに枯れたとされる。
基本情報
住所
東京都江東区猿江2丁目(小名木川橋の北詰東側)
見学時間
屋外にある碑と松で、いつでも見学できます。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
小名木川と四ツ目通りが交わる、小名木川橋の北詰にあります。最寄り駅からの徒歩時間は確認できていないため、地図でご確認ください。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

訪問記録

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