この神社について
紀伊国一宮(きいのくにいちのみや)。一つの境内に、日前神宮(ひのくまじんぐう)と國懸神宮(くにかかすじんぐう)の二つの大社が並び鎮まる。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸にこもった神話にゆかりのある鏡をご神体とし、地元では両社をあわせて「日前宮(にちぜんぐう)」と呼ぶ。
歴史・由来
日前神宮・國懸神宮を理解する鍵は、天照大神の天岩戸神話にゆかりのある二つの鏡をご神体とする神社であり、その鏡を紀伊国造(きいのくにのみやつこ)の家が代々守ってきたことにある。
天照大神が天岩戸に隠れた際、神々は大神を招き出すために鏡を造った。その鏡が天孫降臨のときに天道根命(あめのみちねのみこと)に授けられ、のちに天道根命は神武天皇から紀伊国造に任じられたと伝えられる。
日前神宮のご神体は日像鏡(ひがたのかがみ)、國懸神宮のご神体は日矛鏡(ひぼこのかがみ)とされる。
二つの鏡は、はじめ名草郡毛見(けみ)の浜の宮に祀られ、垂仁天皇16年に今の場所へ移ったという。
平安時代の『延喜式』では、両社とも名神大社とされ、紀伊国一宮として崇敬を集めた。
神社は、紀伊国造の家である紀氏(きし)が代々奉仕してきた。
天正年間、国造の紀忠雄が豊臣秀吉に従わなかったため大きな被害を受け、忠雄は一時、ご神体を奉じて高野山のふもとに逃れた。江戸時代になると、幕府や紀州藩の保護を受けて再興された。
明治時代には官幣大社に列せられた。
見どころ・特徴
【二つの大社が並ぶ境内】一つの境内に、日前神宮と國懸神宮という二つの大社が鎮まる。こうした形は全国でただ一つとされる。参道を進むと、左に日前神宮、右に國懸神宮がある。
【相殿の神々】日前神宮には思兼命(おもいかねのみこと)と石凝姥命(いしこりどめのみこと)、國懸神宮には玉祖命(たまのおやのみこと)・明立天御影命(あけたつあまのみかげのみこと)・鈿女命(うずめのみこと)が祀られている。いずれも天岩戸の神話に登場する神々。
【摂社・末社】境内には、紀伊国造の祖先である天道根命を祀る天道根神社などがある。
年中行事・お祭り
【9月26日】例祭
【夏】日前宮薪能(にちぜんぐうたきぎのう)。夏祭りに奉納される能で、紀州の夏の風物詩とされています。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
日前大神國懸大神
社格
紀伊国一宮・式内社(名神大社)・旧官幣大社・別表神社
創建
社伝では垂仁天皇16年に現在地へ遷座
ご利益
厄除け家内安全五穀豊穣
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
和歌山県和歌山市秋月365
参拝時間
参拝は早朝から可能。閉門は16時40分。
社務所の受付時間:9時〜16時40分(無休)
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
和歌山電鐵貴志川線「日前宮駅」から徒歩約1分。
JR「和歌山駅」から和歌山バス(紀伊風土記の丘行き)で約10分、「日前宮前」下車すぐ。
車の場合は、阪和自動車道「和歌山IC」から約5分。無料駐車場あり。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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