この場所について
金沢が生んだ作家、泉鏡花(いずみきょうか)の記念館です。鏡花の生家があった場所に建っています。
鏡花の直筆の原稿や、初版の本、遺品などを見ることができます。金沢らしい町家(まちや)の建物も、あわせて楽しめます。
歴史・由来
泉鏡花は、明治6年(1873)11月4日に、金沢の下新町(しもしんまち)で生まれました。父は象眼細工(ぞうがんざいく)や彫金(ちょうきん)の職人でした。幼いころに、母を産後の病で亡くしています。
尾崎紅葉(おざきこうよう)の作品を読んで文学を志し、のちに紅葉に師事しました。『高野聖(こうやひじり)』で、人気の作家の仲間入りをしました。生涯に、300編あまりの作品を発表しています。昭和14年(1939)9月7日に亡くなり、墓所は東京の雑司ヶ谷霊園(ぞうしがやれいえん)にあります。
記念館は、鏡花の生家の跡に建てられました。生家そのものは、明治時代の火事で焼けてしまい、今は残っていません。
見どころ・特徴
【鏡花の世界を展示】
第一展示室では、『高野聖』『草迷宮(くさめいきゅう)』『天守物語(てんしゅものがたり)』『義血侠血(ぎけつきょうけつ)』『日本橋』の5つの作品に出てくる「美しい女性」が紹介されます。装丁にこだわった「鏡花本」も展示されています。第二展示室は、鏡花の遺品の展示室です。『春昼(しゅんちゅう)』のひとコマを、音つきのジオラマ(立体模型)で紹介します。第三展示室では、企画展が開かれます。
【町家の建物】
木造瓦葺き(かわらぶき)2階建ての主屋(おもや)と、3棟の土蔵からなる、金沢らしい町家のつくりです。
【訪ねかた】
作品を読んだことがなくても、展示を見るうちに、鏡花が生きた時代の金沢の空気が伝わってきます。
【周辺を歩く】
向かいには、鏡花が幼いころに遊んだとされる久保市乙剣宮があります。境内には「泉鏡花出生の地」の碑が立ちます。そこから暗がり坂を下れば、鏡花の作品にえがかれた主計町茶屋街です。
学び・特徴
創設
平成11年(1999)に、鏡花の生家の跡に開館。
テーマ
文学ゆかり歴史建築
基本情報
住所
石川県金沢市下新町2-3
開館時間
開館時間は9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)です。休館日は火曜日(祝日の場合はその次の平日)、年末年始(12月29日から1月3日)、展示替えの期間です。入館料は、大人310円、高校生以下は無料とする案内があります。料金や休館日は変わることがあるため、お出かけ前にご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR金沢駅から北陸鉄道バスで約10分、「橋場町(はしばちょう)」バス停から徒歩約3分です。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
訪問記録
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