この史跡について
石畳の通りに、格子(こうし)の町家が並ぶ、金沢でいちばん知られた茶屋街です。浅野川の東にあり、金沢の三茶屋街のなかで、もっとも格式が高いとされました。
茶屋街の通りは、南北130メートル、東西180メートルほどの、歩いてまわれる広さです。茶屋建築の2階の座敷や、金箔の工芸、和菓子の店など、見どころが集まります。
歴史・由来
ひがし茶屋街は、江戸時代後期の文政3年(1820)に、加賀藩の公許を得て開かれました。同じ年に、犀川(さいがわ)の西側には「にし茶屋街」が開かれました。
かつては、京都の祇園(ぎおん)と並ぶといわれるほどの格式をもつ茶屋街でした。通りに面して、1階に出格子、2階は建ちを高くして座敷を設けた茶屋建築が、江戸時代後期から明治の初めのものを中心に連なります。
平成13年(2001)11月14日に、金沢市で最初の国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。正式な名称は「金沢市東山ひがし伝統的建造物群保存地区」で、範囲は南北130メートル、東西180メートル、面積は1.8ヘクタールです。
見どころ・特徴
【茶屋建築を見学する】
「志摩(しま)」は、国の重要文化財に指定され、一般に公開されています。「懐華樓(かいかろう)」は、金沢市の指定保存建造物で、昼は公開されています。夜は、お座敷として使われます。そのほか、旧「中や」を使った「お茶屋美術館」では、髪飾りや加賀蒔絵(かがまきえ)などが展示されています。
【金箔の町】
ひがし茶屋街には、金箔を使った菓子や工芸品の店が多くあります。金箔ソフトクリームのほか、金箔を貼る体験ができる店もあります。
【加賀友禅の着物体験】
茶房「久連波(くれは)」では、加賀友禅(かがゆうぜん)の着物を着る体験ができます。
【訪ねかた】
保存地区は、人が暮らす町です。大声や民家の撮影は控えましょう。保存地区の中では、食べ歩きは控えるよう呼びかけられています。買ったものは、店の敷地内や休憩所で食べます。石畳は雨の日にすべりやすいので、歩きやすい靴がおすすめです。週末や祝日、桜や紅葉のころは混みます。
【周辺を歩く】
茶屋街の奥には、宇多須神社があります。浅野川ぞいに歩けば、主計町茶屋街や浅野川大橋にも続きます。
学び・特徴
指定・選定
金沢市東山ひがし重要伝統的建造物群保存地区(国の選定、平成13年(2001)11月14日)。
成立・年代
文政3年(1820)に、加賀藩の公許を得て開かれた。
テーマ
歴史文化財下町
基本情報
住所
石川県金沢市東山1丁目
見学時間
散策は自由で、無料です。店の営業は10時ごろから17時ごろの店が多く、カフェやレストランは18時ごろまでの店もあります。志摩や懐華樓などの一部の施設は有料です(志摩は大人500円、懐華樓は大人750円とする紹介があります)。入館時間と料金は変わることがあるため、お出かけ前にご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR金沢駅から北陸鉄道バスで約8〜15分、「橋場町(はしばちょう)」バス停から徒歩約5分です。(案内によって所要時間が異なります)
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
訪問記録
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