この史跡について
金沢の浅野川(あさのがわ)に架かる、大正時代の石造り風のアーチ橋です。橋の東側には、ひがし茶屋街が広がります。
初代の橋は、加賀藩の初代藩主・前田利家(まえだとしいえ)が、北国街道(ほっこくかいどう)に架けたものです。現在の橋は、国の登録有形文化財に登録されています。
歴史・由来
浅野川大橋の最初の橋は、文禄3年(1594)に、前田利家が北国街道に架けたと伝えられます。
現在の橋は、大正11年(1922)に造られた、鉄筋コンクリート造の3連のアーチ橋です。アーチの部分は、目地の入ったコンクリートの洗い出し仕上げ、腰壁の部分は、ドイツ壁風の仕上げです。橋脚の水切り部分には、花崗岩(かこうがん)が使われています。
第二次世界大戦中には、高欄(こうらん、手すり)や照明灯などの金属が供出されました。大正ロマンの面影が薄れましたが、昭和63年(1988)の改修で、高欄、照明、側壁などが復元されました。
平成12年(2000)12月20日、国の登録有形文化財になりました。橋の東側の北のたもとにある火の見櫓(ひのみやぐら)も、大正13年(1924)の建築で、国の登録有形文化財です。市内に現存する最古の火の見櫓とされます。
見どころ・特徴
【3連のアーチ】
全長は約55メートル。3つのアーチが並ぶ姿を、川の上流や下流から眺めてみましょう。復元された高欄や街灯が、大正の雰囲気を伝えます。
【火の見櫓】
橋の東側のたもとに、大正13年築の火の見櫓があります。橋と並べて眺めると、昔の町の景色が思い浮かびます。
【周辺を歩く】
橋の上流には、歩行者専用の梅ノ橋があり、そのたもとに、泉鏡花の小説の主人公「瀧の白糸(たきのしらいと)」の像があります。下流には、歩行者専用の木造の橋「中の橋」が架かります。橋の東岸は、ひがし茶屋街です。
学び・特徴
指定・選定
国の登録有形文化財(平成12年(2000)12月20日)。
成立・年代
初代は文禄3年(1594)。現在の橋は大正11年(1922)に完成。
テーマ
文化財歴史建築
基本情報
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
訪問記録
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