この史跡について
乃木坂の近く、乃木公園の中にある、陸軍大将の乃木希典(のぎまれすけ)の住まいの跡です。黒塗りの板張りの母屋と、レンガ造りの馬小屋が、今も残っています。
明治35年(1902)に建てられた母屋は、飾り気のない簡素なつくりです。軍人らしい、まじめな暮らしぶりが伝わってきます。
歴史・由来
ここは、乃木希典の人生の最後の場所です。
乃木希典は、明治のはじめに、この地に住まいを構えました。レンガ造りの馬小屋は明治22年(1889)に、現在の母屋は明治35年(1902)にできあがりました。母屋は傾斜地を生かした3階建てで、地下の天井が1階の床、1階の天井が2階の床を兼ねる、簡素な構造です。
大正元年(1912)9月13日、明治天皇の大葬の日に、乃木夫妻はこの邸内で殉死(じゅんし)しました。
遺言により、土地と建物は東京市に寄付されました。大正2年(1913)から東京市が管理し、公園として開かれています。大正4年(1915)からは一般公開されました。昭和25年(1950)に港区に移されて、現在に至ります。
見どころ・特徴
【黒い板張りの母屋】
外観は黒塗りの板張りで、飾り気がありません。大谷石(おおやいし)を積んで造った地階があります。
【馬小屋】
母屋のとなりに、レンガ造りの馬小屋が残ります。乃木が愛した馬のための建物です。
【訪ねかた】
ふだんは、見学用のデッキから外観を見学します。邸内は、年に数回の公開日に見学でき、乃木家の遺品が展示されます。
【周辺を歩く】
同じ赤坂八丁目に、乃木神社があります。あわせて訪ねると、乃木希典の足あとがたどれます。
年中行事・お祭り
邸内は、年に数回(年3回ほど)、一般公開される日があり、乃木家の遺品などが展示されます。開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
成立・年代
馬小屋は明治22年(1889)、母屋は明治35年(1902)に完成。大正2年(1913)に公園として開設。
テーマ
史跡歴史建築
基本情報
住所
東京都港区赤坂8-11-32
見学時間
乃木公園は、9時から16時のあいだ、自由に入園できます。邸内の公開日は、港区のお知らせでは無料で、受付で時間帯ごとの入場券を受け取る方式でした(1回の定員は20名)。公開日の時間は、その都度お知らせされます。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
東京メトロ千代田線の「乃木坂」駅1番出口から徒歩約1分。日比谷線・都営大江戸線の「六本木」駅8番出口から徒歩約7分。銀座線・半蔵門線・都営大江戸線の「青山一丁目」駅4番出口から徒歩約8分です。
訪問記録
記録を確認中...