タビシリ
文化施設 千代田区

国会議事堂

こっかいぎじどう

この場所について
日本の国会が開かれる建物です。向かって右が参議院、左が衆議院で、中央にピラミッドのような形の屋根をもつ、高さ65.45メートルの中央塔がそびえます。 大正9年(1920)に着工し、約17年をかけて昭和11年(1936)11月に完成しました。外から眺めるだけでなく、衆議院や参議院の参観に申し込めば、中に入って見学することもできます。

歴史・由来

ここは、国の政治の中心であると同時に、日本の近代建築の大きな挑戦でもありました。 議事堂をどんな建物にするかは、長いあいだ決まりませんでした。明治時代から設計の公募が何度も話し合われては立ち消えになり、ようやく大正7年から8年(1918〜1919)に設計競技(コンペ)が行われました。1等に選ばれたのは、宮内省の技手(ぎしゅ)渡邊福三(わたなべふくぞう)の案でした。実際に建てられた建物は、中央の屋根がドーム型ではなくピラミッド型になっています。 大正9年(1920)に着工しましたが、関東大震災の後の火災で大蔵省が焼け、設計図や模型が失われました。鉄材を積んだ船が津波で沈むなど、工事が遅れる出来事が続きました。昭和2年(1927)の上棟式の直後には、技師長が急に亡くなっています。 完成は昭和11年(1936)11月で、着工から約17年かかりました。構造は鉄骨鉄筋コンクリート造で、地上3階(中央部分は4階)、地下1階です。外壁は国産の花崗岩(かこうがん)でおおわれ、産地は山口県の黒髪島(くろかみじま)と広島県の倉橋島(くらはしじま)です。できるだけ国産の材料を使う方針でしたが、ドアノブや中央広間のステンドグラスには外国製が使われました。

見どころ・特徴

【ピラミッド型の中央塔】 中央にそびえる塔が、議事堂のシンボルです。高さは65.45メートル。正面から全体を見上げると、左右に広がる建物の大きさがわかります。 【閉じられた中央玄関】 正面の中央玄関は、ふだんは閉められています。天皇陛下をお迎えする開会式のときや、選挙のあとに議員が登院する日などに開かれると、衆議院の案内に書かれています。 【参観してみる】 衆議院の参観では、衛視(えいし、議事堂を守る職員)の案内で、約60分かけて見学できます。中央広間は4階まで吹き抜けで、天井までの高さは32.62メートル。窓や天井にステンドグラスがあります。 【周辺を歩く】 日枝神社の山王鳥居から、議事堂のある国会前の通りまで歩いて来られます。江戸城の守り神の神社と、近代日本の議会が、同じ永田町の町に並んでいます。
学び・特徴
創設
大正9年(1920)に着工。昭和11年(1936)11月に完成。
テーマ
建築歴史
基本情報
住所
東京都千代田区永田町1-7-1
開館時間
外観は外から眺められます。衆議院の参観は、平日は8時から17時まで(受付は16時まで)です。土曜日・日曜日・祝日は、9時30分、10時30分、11時30分、13時、14時、15時の1日6回です。案内の所要時間は約60分で、案内は日本語のみです。本会議が開かれる日は案内できない時間があります。手荷物検査があり、案内の途中で自由に行動したり、途中で退館したりはできません。参議院にも参観の窓口があります。日時や申込方法は、お出かけ前に各院の案内でご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
最寄り駅は東京メトロの「国会議事堂前」駅と「永田町」駅です。駅からの徒歩の所要時間は未確認です。
訪問記録

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