この史跡について
懐徳館庭園は、東京大学の本郷キャンパスの南西の隅にある日本庭園です。旧加賀藩主の前田家の本郷の本邸に始まる庭園で、平成27年(2015)に国の名勝に指定されました。
築山(つきやま)や滝石組(たきいしぐみ)、池を中心にした庭園で、大学の迎賓施設(げいひんしせつ)の懐徳館に面しています。
歴史・由来
懐徳館庭園は、大名の屋敷が、大学の迎賓の庭になった歩みを映しています。
この庭は、旧加賀藩主の前田家の本郷の本邸に起源があります。明治になってから、前田家の15代の利嗣(としつぐ)が屋敷の改築を決め、16代の利為(としなり)が、建物の建造と庭園の築造を進めました。庭園は明治期に築かれたものです。
昭和3年(1928)に、前田家は敷地を東京大学に寄贈しました。昭和10年(1935)には、庭に面した西洋館に、大学が「懐徳館」と名を付けました。
その西洋館は、戦災で焼けました。いまの懐徳館は、同じく焼けた日本館を模して昭和26年(1951)に再建された木造の建物で、焼けた西洋館の名を受け継いでいます。
文化庁の解説は、日本庭園の特徴をよく残し、江戸時代の藩主が東京の都心に築いた庭園の遺例としても貴重だとしています。
見どころ・特徴
【見どころ】
築山や滝石組、池泉(ちせん)が、庭の中心です。建物と庭が一体になった、迎賓の空間です。
【訪ねかた】
庭園の内部は、期間限定で公開されます。東京大学の公式のキャンパスマップも、庭園内は期間限定と案内しています。公開の日程は、東京大学の公式案内でご確認ください。
【周辺を歩く】
同じ本郷キャンパスには、赤門や三四郎池があります。三四郎池は、同じ前田家の庭園に由来する別の庭です。
年中行事・お祭り
【一般公開】
庭園は、期間を限って一般に公開されます。公開の日程や条件は変わる場合があります。お出かけ前に、必ず東京大学の公式案内でご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
成立・年代
庭園は明治期の築造。いまの懐徳館は昭和26年(1951)の再建です。国の名勝の指定は平成27年(2015)3月10日です。
基本情報
住所
東京都文京区本郷7-3-1(東京大学本郷キャンパス内)
見学時間
庭園の内部は期間限定の公開です。公開の日程は、東京大学の公式案内でご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線の本郷三丁目駅、東京メトロ南北線の東大前駅が最寄りです。東京大学の本郷キャンパス内にあり、門ごとに開く時間が異なります。
訪問記録
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