TabiShiri
神社 御朱印旧社格は村社。 台東区

玉姫稲荷神社

たまひめいなりじんじゃ

この神社について
台東区清川の住宅地に鎮座する稲荷神社です。宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)をお祀りしています。 社伝では、天平宝字4年(760)の創建と伝わります。「玉姫」という名前には、新田義貞(にったよしさだ)が稲荷の像を瑠璃(るり)の宝塔に納めて祀ったという伝えがあります。境内には、仕事を求める人が訪ねる口入稲荷(くちいれいなり)があり、氏子に靴づくりの人が多いことから、靴の市も開かれてきました。

歴史・由来

「玉姫」という不思議な名前の由来をたどると、江戸の人びとの稲荷信仰が見えてきます。 社伝では、天平宝字4年(760)に創建されたと伝わります。ただし、創建の年代ははっきりしていません。江戸時代の地誌『新編武蔵風土記稿』には、神像はキツネに乗った翁(おきな)の姿で、橋場の不動院が管理していたと記されています。 享保年間(1716〜1736)に出された『江戸砂子(えどすなご)』には、山城国(今の京都府)の稲荷山から迎えた神さまで、王子の岸稲荷(きしいなり)とも縁があると書かれています。 社名の由来として、新田義貞が鎌倉の北条高時(ほうじょうたかとき)を攻めたとき、ここで戦勝を祈ったという伝えがあります。義貞は、稲荷の像を瑠璃の宝塔に納めて祀りました。それが「玉ひめの稲荷」の名になったとされます。これは社伝や地誌に伝わる話で、史実として確かめられているわけではありません。 昭和20年(1945)3月10日の東京大空襲で、社殿はすべて焼けました。戦後しばらくは、近くの小学校の奉安殿(ほうあんでん)を譲り受けて祭りを続け、昭和20年代に社殿が建て直されました。

見どころ・特徴

【口入稲荷神社】 境内社の口入稲荷神社は、仕事を求める人が訪ねる稲荷として知られます。かつて新吉原の口入宿(くちいれやど、奉公人を紹介する店)にあった稲荷社が移されたと伝わります。小さなキツネの像がたくさん奉納されているのも見どころです。 【靴の神社】 氏子に靴づくりの人が多く、春と秋に靴の市が開かれます。町の仕事と神社が結びついているところが、下町らしい風景です。 【境内社の八神殿】 白山神社、金刀比羅神社、八幡神社、松尾神社、八坂神社、天祖神社、春日神社、王子神社の八社が祀られています。ひとつの建物に並ぶ社名を読んでいくと、土地の信仰の厚みが伝わってきます。 【周辺を歩く】 すぐ北には、漫画『あしたのジョー』に登場する玉姫公園が隣り合います。同じ清川2丁目には、宝珠稲荷神社もあります。
年中行事・お祭り
【靴の市】 春と秋に開かれます。例年、4月と11月の終わりごろの土曜・日曜と紹介されています。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
宇迦之御魂大神
社格
旧社格は村社。
創建
創建年代は不詳。社伝では天平宝字4年(760)と伝わります。
ご利益
出世・仕事
テーマ
稲荷下町江戸
基本情報
住所
東京都台東区清川2-13-20
参拝時間
御朱印は社務所で授与されます。受付の日や時間は変わることがあるため、お出かけ前に神社の案内でご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレスの南千住駅から徒歩約10分です。都電荒川線(東京さくらトラム)の三ノ輪橋駅からは徒歩約13分とされます。 バスは、めぐりんバスの「清川1丁目」が近くです。社殿の左手に参拝者用の駐車場があるとされます。
参拝記録

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