この神社について
川崎宿の総鎮守として知られる神社です。武甕槌神を主祭神とし、江戸時代までは山王権現を祀る「河崎山王社」と呼ばれていました。毎年8月の例祭「川崎山王祭」には、神奈川県の選択無形民俗文化財に選ばれた古式宮座式が伝わります。
歴史・由来
稲毛神社を理解する鍵は、川崎宿の総鎮守だった山王社が、幕末から明治の初めにかけて、土地の名をとって「稲毛神社」と名を改めた、という歩みです。
創建の年は分かっていません。社伝では、欽明天皇の時代(6世紀頃)に武甕槌神を祀ったのが始まりとされます。平安時代にはすでに河崎庄の鎮守社だったと考えられ、平安時代の末ごろに河崎基家が山王権現を勧請したと伝わります。これ以後、「河崎山王社」と呼ばれるようになりました。
江戸時代には、東海道川崎宿の総鎮守として崇敬を集め、20石の朱印地を受けました。夏の祭りは「東の祇園」と呼ばれるほどの賑わいだったといいます。
明治になる前は「川崎山王社」と呼ばれ、氏子には「山王さん」の名で親しまれていました。幕末のころ、鎮座地の名である武蔵国稲毛庄にちなみ、「稲毛神社」と名を改めたとされます。いったん「川崎大神稲毛神社」と称し、「稲毛神社」の名が定着したのは明治中ごろとされます。
旧社殿は昭和20年(1945年)の空襲で焼け、現在の社殿は昭和38年(1963年)に再建されたとされます。夏の例祭には、古い祭りのかたちを伝える宮座式が、今も受け継がれています。
見どころ・特徴
【祭神とご神徳】
武甕槌神を主祭神とし、経津主神、菊理媛神、伊弉諾神、伊弉冉神をあわせて祀ります。ご神徳は「勝」と「和」とされます。
【御神木の大銀杏】
樹齢1,000年ほどと推定される大銀杏で、川崎市の指定等文化財になっています。空襲で大きく傷みましたが、回復しました。
【十二支めぐり】
御神木のまわりに、十二支の青銅像が輪になって並んでいます(昭和61年・1986年)。中央には龍神を祀る小さな祠があります。自分の干支の像から参拝するとよいとされます。
【手洗石】
享保14年(1729年)に奉納された手洗石があり、川崎市の重要歴史記念物になっています。
【境内の社】
境内には、子神社、大鷲神社、堀田稲荷神社、第六天社、川崎天満社、白山神社、浅間社など、多くの境内社があります。子神社の社殿は、川崎市の指定等文化財です。
【川崎山王祭】
夏の例祭では、町内の神輿が集まる連合渡御や、大神輿「孔雀」と「玉」が氏子の町を巡る神幸祭が行われます。古式宮座式は、神奈川県の選択無形民俗文化財です。
年中行事・お祭り
【川崎山王祭(8月)】
8月1日の宵宮祭にはじまり、2日が例祭です。例祭の日には、氏子の代表が神事を行う「古式宮座式」があり、平成3年(1991年)に神奈川県の選択無形民俗文化財に選ばれました。このほか、各町内の神輿が集まる連合渡御や、大神輿「孔雀」と「玉」が氏子の町を巡る神幸祭が行われます。祭りの期間と各行事の日は年によって異なり、2017年は8月1日から6日、2024年は8月1日から4日でした。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
武甕槌神経津主神菊理媛神伊弉諾神伊弉冉神
創建
創建年は不詳。社伝では、欽明天皇の時代(6世紀頃)に鎮座したとされる
ご利益
厄除け縁結び家内安全
基本情報
住所
神奈川県川崎市川崎区宮本町7-7
参拝時間
参拝自由(社務所 9:00〜17:00)
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR「川崎」駅、京急「京急川崎」駅から徒歩約10分。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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