この寺について
仏乗院(ぶつじょういん)は、神奈川県秦野市(はだのし)の蓑毛(みのげ)にある真言宗智山派(しんごんしゅうちざんは)のお寺です。本尊(ほんぞん)は千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)です。
もとは江戸の町にあった寺で、昭和62年(1987)に現在の地へ移りました。御府内八十八ヶ所(ごふないはちじゅうはちかしょ)の第77番札所(ふだしょ)で、88の札所のうち神奈川県にあるのはこの寺だけです。大山(おおやま)の登山口にあたる山あいを訪ねる、少し遠出の札所めぐりになります。
歴史・由来
【江戸の町から、山あいの蓑毛へ】
仏乗院は創建の年代や開山がわかっていない寺で、江戸時代のはじめに八丁堀(はっちょうぼり)にあったと伝えられています。その後、江戸の三田(みた)の寺町へ移り、昭和62年(1987)に秦野市蓑毛へ移りました。
御府内八十八ヶ所は、江戸の弘法大師(こうぼうだいし)霊場として宝暦5年(1755)ごろに開かれたと伝わります。仏乗院は移転後も、その第77番札所として受け継がれています。江戸の町のなかの札所が、東京の外に移ったのは、この寺の大きな特徴です。
【移転のいきさつ】
訪問記には、移転にあたって総代(寺を支える人々の代表)と話し合って決めたことが紹介されています。当時は祈願寺(きがんじ)で檀家(だんか)がなかったため移転しやすかったのではないか、と推測する訪問記もあります。くわしい事情は、寺へ直接お確かめください。
【山号と寺の名】
山号は高嶋山(たかしまさん)、寺号は歓喜寺(かんぎじ)と紹介する資料があり、「高嶋山歓喜寺仏乗院」と書かれることがあります。現地の入口には「相生山千元院(あいおいさん せんげんいん)」の表札も掲げられていると、訪問記に書かれています。二つの名前の関係は、寺の説明でご確認ください。
見どころ・特徴
【山腹に建つ本堂】入口の小さな山門を入ると、右手にお稲荷さんの祠(ほこら)があり、その先の山腹に本堂が建っています。本堂へ上る階段は急です。山の中にありながら手入れが行き届き、明るい雰囲気だと訪問記に紹介されています。
【本堂のなか】訪問記によると、本堂には本尊の千手観世音菩薩のほか、不動明王(ふどうみょうおう)や千体地蔵、弘法大師像がまつられています。
【渓流の音】参道に沿って金目川(かなめがわ)が流れ、水の音が境内まで響くと紹介されています。
【周辺を歩く】蓑毛には、国の登録有形文化財(建造物)の蓑毛大日堂(みのげだいにちどう)があります。大日堂は享保14年(1729)に建てられた建物で、大山の登山口にあります(秦野市の案内)。バス停の近くには、「東京少年キャンプ連合発祥の地」と刻まれた碑があると訪問記に紹介されています。
【訪ねかた】御朱印(ごしゅいん)は本堂の隣の庫裡(くり)でいただけたという訪問記があります。住職が不在のこともあるそうなので、事前に寺へ直接お問い合わせください。
学び・特徴
本尊
千手観世音菩薩
宗派・寺格
真言宗智山派/御府内八十八ヶ所 第77番
創建
創建の年代・開山は不明。江戸時代のはじめに八丁堀にあったと伝わり、のち三田の寺町を経て、昭和62年(1987)に秦野市蓑毛へ移転。
テーマ
霊場・巡礼
基本情報
住所
神奈川県秦野市蓑毛957-13
参拝時間
参拝できる時間は、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【電車とバス】小田急線の秦野駅から神奈川中央交通バス(秦20系統、蓑毛行き)に約20分台乗り、終点の蓑毛で降ります。そこから金目川沿いの坂道を徒歩10分から15分ほど、という訪問記があります。バスは本数が少ないと紹介されているため、時刻表を事前にご確認ください。
【車】駐車場については、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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