この寺について
無量寺(むりょうじ)は、北区西ケ原(にしがはら)にある真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)の寺で、御府内八十八ヶ所(ごふないはちじゅうはちかしょ)の第59番札所とされています。本尊は不動明王(ふどうみょうおう)で、盗賊が像の前で動けなくなったという言い伝えから「足止め不動」と呼ばれます。
江戸六阿弥陀(えどろくあみだ)の第3番でもあり、雷除け(かみなりよけ)の観音として知られる聖観音(しょうかんのん)像も伝わります。
歴史・由来
【板碑が語る古い寺の歴史】
創建の年は分かっていません。境内から出土した板碑(いたび)をもとに、北区の観光案内は、平安時代の後半にはこの地に寺があったとしています。ほかに、14世紀ごろの板碑が多く確認されているとする紹介もあります。
板碑は、石の板に仏の姿や梵字(ぼんじ)などを刻んだ供養の碑で、鎌倉時代から室町時代にかけて関東で数多くつくられました。
【将軍家とのつながり】
慶安元年(1648)に幕府から朱印状を受けて寺領を認められた、と言われています。元禄14年(1701)には、五代将軍徳川綱吉(とくがわつなよし)の生母、桂昌院(けいしょういん)が参詣した記録が残ると北区は紹介しています。
寺の名は、もとは長福寺(ちょうふくじ)といいましたが、九代将軍家重(いえしげ)の幼名「長福丸」と同じ字を避けて改めた、と言われます。
【足止め不動の言い伝え】
盗賊が忍び込んだところ、不動明王の像の前で動けなくなり、そのまま捕まったという言い伝えから、本尊は「足止め不動」と呼ばれて信仰されてきました。
古くは田端の与楽寺(よらくじ)の末寺で、のちに大塚の護持院(ごじいん)の末寺になったと紹介されています。
見どころ・特徴
【足止め不動】
本堂に安置される不動明王が、盗賊を足止めしたという言い伝えのある本尊です。北区の観光案内も、見どころの筆頭にこの像を挙げています。
【雷除けの聖観音】
大師堂には、恵心(えしん)の作と伝わる聖観音像が安置され、雷除けの本尊として知られています。
【江戸六阿弥陀の第3番】
江戸六阿弥陀は、行基(ぎょうき)が一本の木から彫った六体の阿弥陀仏を、六か所の寺に安置したという伝えにもとづく巡礼です。無量寺はその第3番で、阿弥陀堂に平安時代後期の作とされる阿弥陀如来坐像が伝わると紹介されています。
【手入れされた木と花】
北区の観光案内は、境内を、手入れされた木や花に囲まれた、街なかとは違う静かな場所として紹介しています。
【周辺を歩く】
同じ北区には、無量寺がかつて末寺だったと伝わる与楽寺(第56番、田端)があります。ほかに、第47番城官寺(上中里)、第66番東覚寺(田端)も北区の札所です。
【訪ねかた】
境内への立ち入り、撮影、御朱印の扱いは寺の方針に従ってください。お出かけ前に、寺へ直接お問い合わせください。
学び・特徴
本尊
不動明王
宗派・寺格
真言宗豊山派/御府内八十八ヶ所 第59番/江戸六阿弥陀 第3番/豊島八十八ヶ所霊場 第59番/上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場 第3番
創建
創建の年は不明です。境内から出土した板碑から、北区は平安時代の後半、14世紀ごろの板碑からは鎌倉から室町時代には寺があったと考えられています。慶安元年(1648)に朱印状を受けたと言われます。
テーマ
霊場・巡礼
基本情報
住所
東京都北区西ケ原1-34-8
参拝時間
参拝できる時間は、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
境内への立ち入り、撮影、御朱印の扱いは寺の方針に従ってください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【電車】東京メトロ南北線の西ケ原駅から徒歩5分前後、JR京浜東北線の上中里駅から徒歩5分ほど、JR山手線の駒込駅から徒歩10分ほどが目安です。
【車】駐車場の有無は、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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