この寺について
禅定院(ぜんじょういん)は、中野区沼袋(ぬまぶくろ)にある真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)の寺です。山号は瑠璃光山(るりこうざん)で、本尊は不動明王(ふどうみょうおう)。御府内八十八ヶ所の第48番札所です。
土地の旧家の菩提寺(ぼだいじ)だったことから、「伊藤寺」とも呼ばれてきました。境内には、中野区内で最も大きいといわれるイチョウの大木があります。
歴史・由来
【旧家の菩提寺として歩んだ寺】
禅定院の歴史は、土地の旧家・伊藤家との結びつきを軸に読むとわかりやすくなります。
伝えられるところでは、南北朝時代の貞治元年(1362)に、法印(ほういん)の恵尊(えそん)が開いたとされます。はじめは今とは別の場所にあり、のちに現在の地へ移ったとする資料もあります。
鎌倉幕府の北条氏に仕えた伊藤氏が、北条氏の滅亡後にこの地へ逃れ、一族の供養のために建てたという伝えもあります。のちに、旧上沼袋村の旧家である伊藤家の菩提寺となり、「伊藤寺」の名で親しまれました。
【薬師如来から不動明王へ】
山号の「瑠璃光」は、薬師如来(やくしにょらい)の浄土(じょうど)をさす言葉です。はじめの本尊は薬師瑠璃光如来だったことに由来するといいます。
今の本尊は、鎌倉時代後期の作とされる不動明王の立像です。江戸時代の地誌『新編武蔵風土記稿』(しんぺんむさしふどきこう)には、新義真言宗(しんぎしんごんしゅう)で宝仙寺(ほうせんじ)の末寺と書かれ、薬師堂には運慶(うんけい)の作と伝わる立像があったとあります。
【今につづく寺】
昭和29年(1954)に境内で沼袋幼稚園が始まり、今も併設されています。
見どころ・特徴
【大イチョウ】目印になるのは、推定樹齢600年とされるイチョウの大木です。中野区内で最も大きいといわれ、紅葉は12月初めごろが見ごろと参拝記にあります。
【牡丹の庭】境内は牡丹(ぼたん)の庭としても知られ、4月中旬が見ごろとされます。
【参道と境内】山門の額には「瑠璃光山」とあります。参道や境内には六地蔵(ろくじぞう)、蓮池(はすいけ)、弘法大師(こうぼうだいし)の像などがあります。境内の隅には、大黒天(だいこくてん)、弁財天(べんざいてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)をまつる小さなお堂があります。
【周辺を歩く】同じ沼袋には、第41番の密蔵院(みつぞういん)があります。あわせて参拝するのもよいでしょう。
【訪ねかた】御朱印は、参拝記では庫裏(くり)の玄関で授与されるとあります。留守のときは、書き置きの御朱印をいただく場合もあるようです。受付の時間や方法は、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
学び・特徴
本尊
不動明王
宗派・寺格
真言宗豊山派/御府内八十八ヶ所 第48番/豊島八十八ヶ所 第48番
創建
貞治元年(1362)、法印恵尊の開創と伝わります。創建の詳細は不明とする資料もあります。
テーマ
霊場・巡礼
基本情報
住所
東京都中野区沼袋2-28-2
参拝時間
参拝できる時間や御朱印の受付時間は、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【電車】西武新宿線の沼袋駅が最寄りです。北口から商店街を抜けて、徒歩3分から5分ほどとする参拝記や紹介記事があります。
【車】駐車場の有無は確認できていません。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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