寺真言宗(宗派の表記は資料により異なる)/御府内八十八ヶ所 第13番 港区
弘法寺
こうぼうじ
別名:龍生院(りゅうしょういん)、高野山龍生院、三田高野山弘法寺、大本山弘法寺、高野山弘法寺龍生院
この寺について
弘法寺(こうぼうじ)は、港区三田(みた)にある真言宗の寺です。御府内八十八ヶ所(ごふないはちじゅうはちかしょ)では第13番札所にあたり、霊場の記録では「龍生院(りゅうしょういん)」の名で知られてきました。本堂は3階にあり、中央に大日如来(だいにちにょらい)、左に不動明王(ふどうみょうおう)、右に弘法大師(こうぼうだいし)がまつられています。
寺伝では、弘仁7年(816)に弘法大師が高野山(こうやさん)を開いた際に建てた声明(しょうみょう)の道場に始まります。2021年には宮島の大聖院から「消えずの火」を受け、現在もその火が大日如来の前にまつられています。
歴史・由来
【高野山の道場から三田へ】
寺の伝えでは、弘仁7年(816)に弘法大師が高野山を開いたとき、和歌山の地に声明(仏の教えに節をつけて唱える儀式の音楽)の道場として建てたのが始まりです。
明治中期に、渡辺貞浄尼(わたなべていじょうに)によって東京の三田に移されたと伝えられています。
【現代のお寺へ】
平成26年(2014)の大規模な改築で、納骨堂「かろうと東京」を併設した現在の姿になりました。2021年には、法縁のある宮島の大聖院から、空海が約1200年前に灯したとされる火を譲り受け、大日如来の前にまつっています。
【寺名について】
御府内八十八ヶ所の記録や古い資料では「龍生院」の名で出てきます。現在の公式サイトは「大本山 弘法寺」と名乗っており、霊場の参拝では二つの名前を目にすることがあります。
【渡辺綱の伝説】
三田には、平安時代の武将、渡辺綱(わたなべのつな)の生まれた地という伝承があります。ただし、生誕地には諸説あり、あくまで言い伝えです。本堂の横には、綱の「産湯(うぶゆ)の井戸」が復元されています。
見どころ・特徴
【3階の本堂】
本堂は3階にあり、葬儀などのときを除いて自由に参拝できます。中央に大日如来、左に不動明王、右に弘法大師がまつられています。
【消えずの火】
2021年に宮島の大聖院から譲り受けた「消えずの火」が、大日如来の前に灯っています。エントランスでは、この火で沸かした霊水がふるまわれています。
【大護摩祈祷】
毎月8日と21日には、誰でも参加できる大護摩祈祷(御影供)が行われます。
【渡辺綱産湯の井戸】
本堂の横に復元された井戸です。見学できるかどうかは、お出かけ前に寺へご確認ください。
【周辺を歩く】
同じ三田にある札所として、第65番の大聖院、第69番の宝生院、第80番の長延寺、第84番の明王院があります。三田には「綱坂(つなざか)」もあり、渡辺綱の伝承にちなむ坂とされています。
【訪ねかた】
御朱印の受け方は公式サイトに載っていないため、参拝のときに受付でお尋ねください。
年中行事・お祭り
【大護摩祈祷(御影供)】毎月8日と21日
誰でも参加できる大護摩祈祷が行われると、寺の公式サイトで案内されています。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
大日如来不動明王弘法大師
宗派・寺格
真言宗(宗派の表記は資料により異なる)/御府内八十八ヶ所 第13番
創建
寺伝では弘仁7年(816)、弘法大師が高野山を開く際に和歌山で声明の道場として建立。明治中期に渡辺貞浄尼によって三田へ移された。なお、Wikipediaは宝暦5年(1755)の創院とする。
テーマ
霊場・巡礼
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
東京都港区三田2-12-5
参拝時間
【参拝】10時から19時まで(年中無休)
【館内見学】10時から18時まで
【御朱印】受付の時間は公式サイトに記載がないため、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【電車】JR田町駅(西口)から徒歩7分、都営三田線・浅草線の三田駅(A3出口)から徒歩6分、都営大江戸線の赤羽橋駅から徒歩7分です。
【バス】東急バス98系の「慶應義塾東門」停留所で降りて徒歩1分です。
【車】寺の隣に5台分の駐車場があります。利用は事前に寺務所へ連絡が必要で、満車の場合は近くの有料駐車場を使います。
公式サイト
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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