この寺について
延命院(えんめいいん)は、港区南麻布(みなみあざぶ)にある真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の寺です。山号は金剛山(こんごうさん)で、金剛山宝幢寺(ほうどうじ)延命院と号し、本尊は大日如来(だいにちにょらい)です。御府内八十八ヶ所(ごふないはちじゅうはちかしょ)の第5番札所です。
門前の標石には、この札所の尊像が子安地蔵(こやすじぞう)であることが刻まれています。静かな住宅街の坂道の途中にある札所です。
歴史・由来
【阿波の地蔵寺から移された子安地蔵】
延命院の札所としての由来は、門前の標石に刻まれています。右側の標石には「阿波国地蔵寺移 第五番子安地蔵 弘法大師之御作」とあります。四国八十八ヶ所の第5番、阿波(徳島県)の地蔵寺の子安地蔵を写した札所であることを示しています。
古今御朱印研究室の記述では、文化8年(1811)に当時の住職が、阿波の地蔵寺から弘法大師(こうぼうだいし)の作と伝わる子安地蔵を移したとされています。
【寺の歩み】
創建の年代ははっきりしません。開山は法印秀圓(ほういんしゅうえん)で、慶安3年(1650)に亡くなったとする資料があります。別の資料は、寛永年間(1624〜1644年)に応円阿闍梨(おうえんあじゃり)が開基したとしています。
宝永年間(1704〜1710年ごろ)に、本村町内の新町から現在の地へ移ったとされ、江戸時代には赤羽稲荷(あかばねいなり)の別当(べっとう)を務めたといいます。智積院(ちしゃくいん)の末寺です。
見どころ・特徴
【門前の標石】
門前には、御府内八十八ヶ所の第5番札所であることを示す標石があります。右側には「阿波国地蔵寺移 第五番子安地蔵 弘法大師之御作」、左側には御府内不動巡拝講二十八ヶ所の札留(ふだどめ)であることを示す文字が刻まれています。
【大師堂と境内】
境内の大師堂が、御府内八十八ヶ所の第5番の礼拝所です。境内には、大きなイチョウの木と、小さな稲荷の祠(ほこら)もあります。
【柔術家の墓】
江戸時代の柔術家、戸塚彦右衛門(とつかひこえもん)の墓があります。
【周辺を歩く】
同じ港区内には、第6番の不動院(六本木)があります。
【訪ねかた】
御朱印の授与の有無や受付の時間は、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
学び・特徴
本尊
大日如来
宗派・寺格
真言宗智山派(智積院の末寺)/御府内八十八ヶ所 第5番
創建
創建年不詳。開山は法印秀圓(慶安3年〈1650〉没)とする資料と、寛永年間(1624〜1644年)に応円阿闍梨が開基とする資料がある。
テーマ
霊場・巡礼
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
東京都港区南麻布3-10-15
参拝時間
参拝できる時間や御朱印の受付は、お出かけ前に寺へ直接お問い合わせください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【目印】明治通りから絶江坂(ぜっこうざか)を上った左手にあります。
【電車】最寄りは白金高輪駅(東京メトロ南北線・都営三田線)で、地図アプリの目安では徒歩10分前後です。麻布十番駅も利用できます。
【車】駐車場の有無は確認できていません。お出かけ前に寺へお問い合わせください。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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