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史跡江東区の指定史跡(平成15年〈2003〉3月28日指定)。 江東区

中川船番所跡

なかがわふなばんしょあと

別名:中川番所、中川船番所資料館

この史跡について
江戸時代に、小名木川を通って江戸を出入りする船と人、荷物を見張った関所の跡。 寛文元年(1661)に、隅田川の口にあった番所が、ここ中川口へ移されて「中川番所」となった。 そばに建つ江東区中川船番所資料館では、番所の一部が実物大で再現されている。

歴史・由来

この場所を理解する鍵は、江戸が「水の都」だったことを、関所の目で見られるという点にある。 江東区の土地の大部分は、江戸時代以降の埋め立てでできた。埋め立てとあわせて水路もつくられ、小名木川は、関東各地から江戸へ物を運ぶ大切な水の道になった。 はじめ、江戸を出入りする船を取り締まる「深川口人改之御番所」は、小名木川の隅田川口にあった。寛文元年(1661)、これが東の中川口へ移されて「中川番所」となる。隅田川の口にあった萬年橋のあたりから、ここまで番所が移ってきたことになる。 番所は人の出入りも見張ったが、とくに厳しかったのは、米や生鮮物資などの荷物の出入りだったとされる。寛文元年の高札には、江戸から出る船は夜中は通さないことなどが書かれていた。番所は、明治2年(1869)に全国の関所が廃止されるのと同時に、なくなった。 平成7年(1995)の発掘調査で、柱の材や礎石が見つかり、ここが番所の跡であることがほぼ確実になった。江東区は、この跡を区の史跡に指定している。

見どころ・特徴

【江東区中川船番所資料館】跡地から北へ約50メートルのところに建つ。3階には、中川番所の一部を実物大で再現した模型や、江戸の水運の歴史の展示がある。2階は郷土の歴史と文化、1階は江戸和竿(えどわざお)の展示。 【展望室】資料館の展望室からは、小名木川と中川番所の跡を見渡せる。 【川の駅】資料館の前には「旧中川・川の駅」がある。対岸の大島小松川公園の風の広場には、旧小松川閘門(こうもん)の片側が残る。 【広重の絵】歌川広重の『名所江戸百景』や『江戸名所図会』にも、中川口のようすが描かれている。 【訪ねかた】月曜日は休館日。都営地下鉄新宿線「東大島」駅から歩くので、深川の橋めぐりの最後に電車で訪ねるのに向いている。
作品ゆかり
歌川広重の『名所江戸百景』や『江戸名所図会』に、中川口のようすが描かれている。
学び・特徴
指定・選定
江東区の指定史跡(平成15年〈2003〉3月28日指定)。
成立・年代
寛文元年(1661)に、小名木川の隅田川口にあった番所が中川口へ移され、中川番所となった。明治2年(1869)に廃止。
テーマ
歴史深川
基本情報
住所
東京都江東区大島9丁目1番(資料館は大島9丁目1番15号)
見学時間
江東区中川船番所資料館は、9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)です。休館日は、月曜日(祝日や振替休日の場合は翌日)と、12月29日から1月3日です。展示替えなどで臨時休館することがあります。入館料は、大人200円、小学生・中学生・高校生等は50円です。時間や料金は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車】都営地下鉄新宿線「東大島」駅の大島口から徒歩約5分。【バス】都バス「第五大島小」下車、徒歩約2分。または「東大島駅前」下車、徒歩約5分。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

訪問記録

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