この史跡について
浅草と向島を結ぶ、直線的で力強い橋。
関東大震災後の復興事業で、昭和3年(1928)2月10日に完成した。
東京スカイツリーを望む橋としても親しまれ、東京都選定歴史的建造物に選ばれている。
歴史・由来
この橋を理解する鍵は、「渡し舟のあった場所に、復興事業が新しい橋をもたらした」という点にある。
関東大震災の前、ここには橋がなく、「竹屋の渡し」と呼ばれる渡し舟が両岸を結んでいた。震災後の帝都復興計画で、新しい橋がここに計画され、大正14年(1925)5月11日に着工、昭和3年(1928)2月10日に完成した。
橋の設計は、東京市復興局の橋梁課の技師が担当し、施工は復興局、橋げたの製作は横河橋梁製作所が行った。3径間のゲルバー鈑桁(ばんげた)橋で、橋長は約238.7メートル、幅は22メートル。中央の支間は67.2メートルある。
直線的で力強いデザインが特徴で、作家の川端康成は『浅草紅団』で、曲線美の清洲橋に対して、言問橋を直線美の橋と評した。昭和20年(1945)の東京大空襲では、この橋の周辺でも多くの方が亡くなった。
今では、隅田川の橋の中でも、東京スカイツリーをもっとも身近に望める橋の一つとして知られている。東京都選定歴史的建造物。
見どころ・特徴
【直線の美しさ】3径間のゲルバー鈑桁橋で、橋長は約238.7メートル。清洲橋の曲線と対照的な、まっすぐで力強いデザイン。
【スカイツリーの眺め】橋の西側の隅田川テラスは、東京スカイツリーの撮影スポットとして知られる。江戸通りと言問通りの西側の交差点からも、スカイツリーを望める。
【隅田川テラスの散歩】川沿いの遊歩道(隅田川テラス)を歩くと、上流に桜橋、下流に吾妻橋が見えてくる。橋の移り変わりを見比べるのも楽しい。
【訪ねかた】歩道を歩いて渡れる。夜は、ライトアップされたスカイツリーが水面に映る。
作品ゆかり
作家の川端康成は『浅草紅団』で、曲線美の清洲橋に対して、言問橋を直線美の橋と評した、と紹介されている。
学び・特徴
指定・選定
東京都選定歴史的建造物。
成立・年代
大正14年(1925)5月11日に着工し、昭和3年(1928)2月10日に完成。それ以前は「竹屋の渡し」が両岸を結んでいた。
テーマ
歴史建築下町夜景・眺望
基本情報
住所
東京都台東区浅草7丁目・花川戸2丁目から墨田区向島1丁目
見学時間
橋は終日、歩いて渡れます。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【電車】東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス・都営地下鉄浅草線「浅草」駅から徒歩約7分。東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅から徒歩約10分。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
訪問記録
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