この神社について
広島県福山市新市町(しんいちちょう)にある、備後国(びんごのくに)の一宮(いちのみや)です。一宮とは、その国でもっとも格式が高いとされた神社のことです。
孝霊天皇(こうれいてんのう)の皇子で、四道将軍(しどうしょうぐん)の一人とされる大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)をまつっています。社伝では、806年に備中(びっちゅう)の吉備津神社から神さまをむかえて始まったと伝えられます。
現在の本殿は江戸時代の1648年に建てかえられたもので、国の重要文化財に指定されています。
歴史・由来
【備中から分かれた神さま】
社伝によると、806年(大同元年)に備中国(現在の岡山県)の吉備津神社から神さまをむかえて、この地にまつったのが始まりとされています。主祭神の大吉備津彦命は、孝霊天皇の皇子で、四道将軍の一人として知られます。確かな記録にこの社の名前が見えるのは、1165年(永万元年)のものです。
【焼けては建てなおされた社殿】
一遍上人(いっぺんしょうにん)は1287年に参詣しました。その生涯を描いた絵伝には、当時の社殿のようすが描かれています。一方で、記録によると1229年には社殿が焼け、1332年にも火災にあいました。1376年には小野宮左近将監が社殿を再建しています。
【水野勝成がつくりかえた本殿】
江戸時代の1648年(慶安元年)、初代福山藩主の水野勝成(みずのかつなり)が、現在の本殿をつくりかえました。この本殿は、1965年(昭和40年)に国の重要文化財に指定されています。
【令和の大規模修理】
2019年(令和元年)から2022年(令和4年)にかけて、大規模な修理が行われました。火災と再建をくりかえしながら、長い年月のあいだ守りつがれてきた社です。
見どころ・特徴
【国の重要文化財の本殿】
1648年に水野勝成がつくりかえた本殿で、1965年に国の重要文化財に指定されました。令和の大規模修理を終え、装いを新たにしています。
【拝殿】
2003年に福山市の指定文化財になりました。公式サイトの境内案内によると、以前の本殿の向拝柱(こうはいばしら。本殿の前に張り出した屋根をささえる柱)を再利用した四角い柱が3本あります。
【随神門と神楽殿】
参道には上随神門(ずいしんもん)と下随神門があり、下随神門は市の指定文化財です。神楽殿(かぐらでん)は舞殿(まいどの)の形をした建物で、1997年に広島県の指定文化財になりました。
【国指定の宝物】
神社には、毛抜形太刀(けぬきがたたち)4口と木造の狛犬(こまいぬ)3躯(く)が伝わり、どちらも国の重要文化財に指定されています。
【大鳥居と六角燈籠】
大鳥居と六角燈籠(ろっかくとうろう)1対は、2003年に市の指定文化財になりました。
【境内のお社】
境内には、十二神社、十麻里二柱神社、櫻山神社などのお社があります。
【大きな公孫樹と石垣】
境内の大きな公孫樹(いちょう)は、樹齢600年ともいわれます。石垣には、桃太郎をモチーフにした意匠があります。
年中行事・お祭り
【歳旦祭】例年1月1日の午前0時
新年のはじまりに行われるお祭りです。
【節分祭・ほら吹き神事】例年2月3日の19時
節分祭とあわせて、ほら吹き神事(放談会)が行われます。
【櫻山神社例祭】例年4月の第2日曜
境内にある櫻山神社のお祭りです。
【夏越の大祓祭】例年6月30日の18時
半年のけがれをはらう行事です。
【胡神社例祭】例年8月のお盆明け最初の土曜
境内にある胡神社のお祭りです。
【祖霊社例祭】例年9月23日
境内にある祖霊社のお祭りです。
【厳島神社例祭】例年9月の第4土曜
境内にある厳島神社のお祭りです。
【七五三祭】例年10月から11月
子どもの成長を祝うお祭りです。
【市立大祭】例年11月23日前後の日曜日をふくむ3日から4日間
この社の例祭にあたる、1年でもっとも大きなお祭りです。
【除夜祭】例年12月31日
1年の締めくくりに行われます。
【月次祭】毎月1日と15日
毎月行われる定例のお祭りです。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
大吉備津彦命孝霊天皇細比売命稚武吉備津彦命
社格
備後国一宮、旧国幣小社(こっぺいしょうしゃ)。本殿は国の重要文化財。
創建
社伝では806年(大同元年)、備中の吉備津神社から神さまをむかえて創建。確かな記録に名が見えるのは1165年(永万元年)。
ご利益
厄除け開運招福家内安全交通安全
テーマ
一宮重要文化財歴史祭り
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
広島県福山市新市町宮内400
参拝時間
ご祈願の受付は9時から16時30分までです(予約は不要です)。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
電車では、JR福山駅から福塩線(ふくえんせん)で新市駅まで約40分です。新市駅から神社まではタクシーで約5分かかります。バスもありますが本数が少ないため、事前に時刻をお調べください。
車では、福山東ICから約25分、福山西ICから約25分、尾道北ICから約20分、三原久井ICから約40分です。駐車場は約200台分あります。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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