この神社について
埼玉県川越市にある、徳川家康(とくがわいえやす)をまつる神社で、喜多院の南隣にあります。元和3年(1617)、家康の遺骸を日光へ移す一行が喜多院に立ち寄って法要を営んだことをきっかけに、天海僧正(てんかいそうじょう)が寛永10年(1633)に創建しました。本殿など6件の建物が国の重要文化財で、日光、久能山と並ぶ「日本三大東照宮」のひとつとされることもあります(諸説あります)。
歴史・由来
【この社を知る鍵は「家康の遺骸が立ち寄った4日間」】
徳川家康は元和2年(1616)に亡くなりました。翌年の元和3年(1617)3月、遺骸を日光へ移す一行が喜多院に滞在し、天海僧正が4日間にわたる法要を営みました。この出来事を記念して建てられたのが、仙波東照宮です。
創建の年は、資料によって異なります。元和3年(1617)とするものもありますが、埼玉県の文化財の資料では、元和3年は法要が営まれた年とされ、寛永10年(1633)に天海が創建したと記されています。
寛永15年(1638)の川越の大火で、喜多院とともに焼けてしまいました。その後、江戸幕府の手で再建され、寛永17年(1640)に完成したとされます。3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)の命による再建と伝えられます。
明治になると神仏分離(しんぶつぶんり)が行われ、喜多院の管理を離れました。現在の社殿は、再建されたときの姿を伝えています。
見どころ・特徴
【極彩色の社殿】
本殿、唐門(からもん)、瑞垣(みずがき)、拝殿と幣殿(へいでん)、石鳥居、随身門(ずいしんもん)の6件が、国の重要文化財に指定されています。漆と彩色が鮮やかで、立体的な彫刻や装飾が見どころです。
【石鳥居と随身門】
石鳥居の柱には、寛永15年(1638)の刻銘があります。随身門は、屋根が切妻造(きりづまづくり)の八脚門です。
【三十六歌仙額(さんじゅうろっかせんがく)】
拝殿には、岩佐又兵衛(いわさまたべえ)が描いた「三十六歌仙額」36面があります。寛永17年(1640)の作で、国の重要文化財です。
【家康公の像】
本殿には、徳川家康公の像が安置されていると伝えられます。
【石燈籠と参道】
本殿の前には、歴代の川越城主が奉納した石燈籠が並びます。参道には樹齢数百年といわれる老木が立ち、紅葉の名所としても知られています。
【訪ねかた】
境内へは石段を上ります。落ち着いた雰囲気の境内なので、隣の喜多院とあわせて、ゆっくり歩くのがおすすめです。
年中行事・お祭り
【拝殿の御扉(みとびら)が開く日】
例年、1月17日、4月17日、8月17日に、ふだん閉じている拝殿の御扉が開くとする情報があります。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
徳川家康公(東照大権現)
社格
国指定重要文化財(建造物6件、絵画1件)。「日本三大東照宮」のひとつとされることもある(諸説あり)。
創建
寛永10年(1633)に天海僧正が創建。元和3年(1617)創建とする資料もある。
この場所を巡る軸
基本情報
住所
埼玉県川越市小仙波町1-21-1
参拝時間
拝殿の公開は、日曜・祝日の10時から16時(ガイドあり)との情報があります。拝観料は無料です。
公開日や時間は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
西武新宿線「本川越」駅から徒歩約12分から20分。JR・東武東上線「川越」駅からは、東武バスで「喜多院前」停留所まで約10分、そこから徒歩約5分です。
車の場合は、関越自動車道「川越IC」から約4キロ。境内に専用の駐車場はありませんので、周辺の有料駐車場をご利用ください。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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