この寺について
秩父三十四観音霊場の第21番札所で、山号は要光山(ようこうざん)、真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)のお寺です。本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)。古くから「矢之堂(やのどう)」と呼ばれ、八幡の神さまが放った神矢の伝説がその名に残っています。火事の災いから守ってくださる観音さまとしても信仰されてきました。
歴史・由来
【「矢」の名を持つ観音堂】
観音寺を理解する鍵は、昔からの呼び名「矢之堂(やのどう)」にこめられた「矢」の伝説です。
【行基と八幡神の神矢】
寺の縁起(えんぎ:お寺の始まりの物語)では、奈良時代の僧・行基(ぎょうき)がこの地を訪れ、八幡の神をまつる土地に聖観音の像を刻んで安置しようとしたとき、悪鬼(あっき)たちが火の雨を降らせて邪魔をしました。そこへ八幡神が白馬に乗って現れ、神矢を放って悪鬼を追い払ったと伝えられます。
【名前の由来はひとつではない】
「矢之堂」の名の由来には、ほかにもいくつかの説があります。日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征のときに矢を納めたとされる「矢納村(やのうむら)」から、お堂がこの地に移されたためという説。平安時代の武将・平将門(たいらのまさかど)が矢を納めて戦いの勝利を祈ったという説です。どの説にも「矢」が登場するのが、このお寺らしいところです。
【火災をこえて】
大正12年(1923)、となりの小学校で起きた火事が燃え移り、お堂は被害を受けました。その後、廃寺となった別のお寺の建物を移して、今の本堂としています。火の雨を退けた縁起を持つこのお寺は、火事の災いから守ってくださる観音さまとして信仰を集めています。
学び・特徴
主祭神
聖観世音菩薩
社格
真言宗豊山派・秩父三十四観音霊場第21番札所
創建
創建年不詳(縁起では奈良時代の僧・行基の開創と伝わる)
ご利益
火除け
テーマ
霊場・巡礼
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
埼玉県秩父市寺尾2354
参拝時間
納経(御朱印)の受付は8時から17時まで(11月から2月は16時まで)。時間は変更される場合があるため、お出かけ前にご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
西武秩父駅または秩父鉄道秩父駅から西武観光バスを利用(西武秩父駅から約14分)。秩父札所20番・岩之上堂から徒歩約10分。
駐車場あり(大型バスも可)。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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