この寺について
妙高院(みょうこういん)は、神奈川県鎌倉市山ノ内、北鎌倉にある臨済宗建長寺派(りんざいしゅうけんちょうじは)のお寺です。鎌倉五山第一位の建長寺(けんちょうじ)の境内にある塔頭(たっちゅう)のひとつで、建長寺の第28世を務めた肯山聞悟(こうざんもんご)を弔うために建てられました。鎌倉三十三観音霊場第27番の札所で、札所本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)です。ふだんは非公開ですが、御朱印を求める参拝者は境内に入ることができます。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、妙高院が独立したお寺ではなく、建長寺(けんちょうじ)という大きな禅寺の中に建てられた「塔頭(たっちゅう)」だという点にあります。塔頭とは、住職を務めた高僧が亡くなったあと、その弟子たちが師をしのぶために建てた小さなお寺のことです。妙高院は、建長寺の第28世住持であった肯山聞悟(こうざんもんご、諡号は覚海禅師〈かくかいぜんじ〉)の塔所(たっしょ)として、貞和(じょうわ)2年(1346年)頃に建てられたと伝わります。
肯山聞悟は、建長寺の歴史を伝える貴重な史料「建長寺興国禅寺碑文(けんちょうじこうこくぜんじひぶん)」を書き記した人物として知られています。この碑文には建長寺が開かれた1251年からおよそ100年後の様子が記されており、その頃にはすでに妙高院が存在していたと考えられています。
建長寺の山内には最盛期49もの塔頭が建ち並んでいたと伝わりますが、時代とともに数を減らし、現在残っているのはそのうちのごく一部です。妙高院はそのひとつとして今も受け継がれ、鎌倉三十三観音霊場の札所として、御朱印を求める参拝者を静かに迎えています。
見どころ・特徴
【建長寺の塔頭(たっちゅう)】妙高院は、鎌倉五山第一位の建長寺の境内にある塔頭のひとつです。住職を弔うために建てられた小さなお寺で、本堂には本尊の宝冠釈迦如来(ほうかんしゃかにょらい)が安置されています。
【乙護童子(おつごどうじ)像】建長寺を開いた蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)禅師に仕えたと伝わる乙護童子像が、開山・肯山聞悟(こうざんもんご)の像とともに安置されていると伝わります。
【御朱印は入山して受け取る】妙高院はふだん境内に入ることができませんが、鎌倉三十三観音霊場第27番の御朱印を求める参拝者は、入山して直接御朱印を受け取ることができます。静かな塔頭ならではの雰囲気を味わえる貴重な機会です。
年中行事・お祭り
【建長寺山内の春・秋の特別公開】建長寺の山内では、春や秋の時期に合わせて、ふだんは入ることのできない塔頭が特別に公開されることがあります。妙高院もこうした機会に合わせて公開される場合があります。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
宝冠釈迦如来聖観世音菩薩
社格
鎌倉五山第一位の建長寺(けんちょうじ)の塔頭(たっちゅう)のひとつです。建長寺の第28世住持であった肯山聞悟(こうざんもんご、諡号は覚海禅師)の塔所(たっしょ、弟子たちが師の功績をしのんで建てた寺)として位置づけられています。
創建
貞和(じょうわ)2年(1346年)頃、建長寺第28世の肯山聞悟(こうざんもんご)によって、建長寺の塔頭として建てられたと伝わります。
ご利益
心願成就
テーマ
鎌倉三十三観音霊場建長寺塔頭北鎌倉
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
神奈川県鎌倉市山ノ内9
参拝時間
妙高院は建長寺の塔頭で、ふだんは境内に入ることができません。鎌倉三十三観音霊場第27番の御朱印を求める場合に限り、入山が認められています。春や秋には特別公開が行われることもありますが、時期や時間は年によって異なります。参拝を希望する場合は、事前に建長寺へお問い合わせのうえお出かけください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
電車の場合、JR横須賀線・湘南新宿ラインの北鎌倉駅から徒歩約15分です。建長寺の総門をくぐった境内の中にあり、総門から妙高院までは徒歩1分ほどの近さです。車の場合、妙高院専用の駐車場はないため、駐車場の有無は建長寺へ事前にご確認ください。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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