この神社について
大和国一宮。本殿を持たず三輪山を御神体とする日本最古の神社の一つ。「三輪明神」として古くから崇敬を集める。
歴史・由来
大和国一の宮、「日本最古の神社」とされる。創建は神代と伝わり、本殿を持たず、御神体・三輪山(標高467m)そのものを拝む、極めて稀有な原始神道の姿を今に伝える。
主祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)。記紀神話で、出雲の大国主神が国譲りの後に、自らの和魂(にぎみたま)を分けて三輪山に鎮まったと伝わる。つまり、出雲信仰と大和朝廷の祭祀が結びついた、日本神道の原型を体現する古社。
『日本書紀』には、崇神天皇の御代に疫病が流行し、大物主神の祟りと判明、その子孫・大田田根子(おおたたねこ)を神主として祀ったところ収まった、と記される。これは「神を祀る」という日本固有の信仰の始まりを物語る、極めて重要な伝承。
平安期の延喜式神名帳には「大神大物主神社 名神大」と記される最高格の古社。中世以降も朝廷の崇敬を受け続け、明治期に近代社格制度で「官幣大社」に列せられた。
本殿を持たない、原始神道の姿そのものを残す稀有な聖地として、現代の神道研究の聖地ともなっている。
見どころ・特徴
JR桜井線「三輪」駅から徒歩約5分。奈良県桜井市、三輪山の西麓に鎮座する。
最大の特徴は「本殿がない」こと。拝殿の奥には御神体・三輪山がそびえ、参拝者は拝殿越しに山そのものを拝む。日本神道の原始的な姿を今に伝える、極めて稀有な聖地。
拝殿は寛文4年(1664)、徳川家綱の造営で、国の重要文化財。
「三ツ鳥居(みつとりい)」は、拝殿の奥にある独特の三連鳥居で、拝殿越しに垣間見ることができる。明神鳥居の三つの形式が組み合わさった、極めて特異な意匠。
御神体・三輪山への登拝は、狭井神社(さいじんじゃ)の登拝口から可能。事前申込制、白襷を着用して、約2時間の山道を登る本格的な聖地参拝。
「巳の神杉」は、樹齢500年の御神木。蛇神の住む木として崇敬され、卵をお供えする参拝者が多い。
近隣の山の辺の道(やまのべのみち)は、日本最古の道とされる古道。万葉集ゆかりの古社・古寺を巡る散策コースとして、奈良観光の定番。
学び・特徴
主祭神
大物主大神
社格
大和国一宮・式内名神大社・官幣大社・別表神社
創建
崇神天皇時代(伝・2000年以上前)
ご利益
縁結び商売繁盛健康・病気平癒厄除け
テーマ
山・登拝パワースポット巨木・御神木
この場所を巡る軸
基本情報
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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