TabiShiri
寺 御朱印 所沢市

妙善院

みょうぜんいん

この寺について
妙善院(みょうぜんいん)は、埼玉県所沢市三ヶ島(みかじま)にある曹洞宗(そうとうしゅう)の寺です。山号は光輪山(こうりんざん)。江戸時代のはじめ、この地を治めていた地頭(じとう)の澤氏(さわし)によって建てられたと伝わり、白衣観音(びゃくえかんのん)を本尊としてまつっています。武蔵野三十三観音霊場(むさしのさんじゅうさんかんのんれいじょう)の第14番であると同時に、狭山三十三観音霊場(さやまさんじゅうさんかんのんれいじょう)というもうひとつの観音めぐりの、最後にお参りする結願寺(けちがんじ)としても知られています。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、「地元の領主が、亡き身内をとむらうために建てた寺」という成り立ちにあります。 妙善院が建てられたのは江戸時代のはじめ、慶安年間(けいあんねんかん、1648年から1652年ごろ)のことです。当時この一帯を治めていた地頭(じとう、土地を治める役人)の澤氏(さわし)が、亡くなった身内をとむらうために、浄牧院(じょうぼくいん)という寺の11代目の住職だった呑碩(どんせき、承応元年〈1652年〉に没)を招いて開いたと伝えられています。江戸時代にまとめられた地誌「新編武蔵風土記稿(しんぺんむさしふどきこう)」には、この寺を開いた人物の名前について、澤家に伝わる話と寺に伝わる話とで少し異なる記述が残っていますが、いずれも「澤家の当主が、亡き先代のために寺を建てた」という筋は共通しています。そして、その先代におくられた法名(ほうみょう、死後の仏教徒としての名前)が「光輪院(こうりんいん)」だったことから、これが寺の山号(さんごう)「光輪山」の由来になったと伝わっています。同じ慶安年間には、江戸幕府から寺の領地として十一石(こく)あまりのお墨付き(朱印状、しゅいんじょう)を与えられました。 こうして妙善院は、江戸時代の初め、地元の有力者だった澤家の信仰と、亡き人をしのぶ思いから生まれた寺として、今に歴史を伝えています。

見どころ・特徴

【本尊は白衣観音】 本堂におまつりされている本尊は、白い衣をまとった観音さまの姿をした白衣観音(びゃくえかんのん)の坐像です。奈良時代の高僧・行基(ぎょうき)が刻んだという言い伝えがあり、大きさは六寸(ろくすん、約18センチ)ほどの小さな像です。 【県指定文化財の五輪塔】 境内には、鎌倉時代の終わりごろにあたる嘉暦(かりゃく)4年(1329年)の年号が刻まれた石造(せきぞう)の五輪塔(ごりんとう)があります。了存(りょうそん)という僧が62歳で亡くなったことを供養するために建てられたもので、高さは117センチ。平成11年(1999年)に埼玉県の指定文化財になりました。五輪塔は、仏教の宇宙観をあらわす空・風・火・水・地(くう・ふう・か・すい・ち)という五つの要素をかたどった石塔です。 【澤氏ゆかりの絵】 妙善院を開いた澤氏(さわし)にまつわる絵が伝えられており、所沢市の指定文化財になっています。地元の領主だった一族の歴史を今に伝える資料です。 【狭山三十三観音の結願寺】 妙善院は、武蔵野三十三観音霊場の第14番であると同時に、狭山三十三観音霊場(さやまさんじゅうさんかんのんれいじょう)というもうひとつの観音霊場めぐりの、最後にお参りする「結願寺(けちがんじ)」でもあります。ふたつの観音霊場が交わる、地域の信仰の要になっているお寺です。
年中行事・お祭り
妙善院の年中行事について、今回確認できた資料の範囲では具体的な情報が見つかりませんでした。行事の詳細は寺へ直接お問い合わせください。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
白衣観音
社格
曹洞宗(そうとうしゅう)の寺院で、浄牧院(じょうぼくいん)の末寺(まつじ、本山の下に属する寺)です。江戸時代には江戸幕府から寺の領地として十一石(こく)あまりのお墨付き(朱印状)を受けていました。それ以外の特別な寺格を示す記録は確認できていません。
創建
江戸時代のはじめ、慶安年間(1648年から1652年ごろ)の創建と伝わります。開山(かいさん、寺を開いた僧)は浄牧院11世の呑碩(どんせき、承応元年〈1652年〉寂)です。
ご利益
健康祈願安産祈願子授け
テーマ
観音霊場狭山三十三観音結願寺文化財の寺
この場所を巡る軸
基本情報
住所
埼玉県所沢市三ヶ島3-1410
参拝時間
参拝時間は公表されている情報が見つかりませんでした。境内には幼稚園・保育園が併設されているため、参拝の際は周囲への配慮をお願いします。詳しい時間については、訪れる前に寺へ直接お問い合わせください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車】西武池袋線(せいぶいけぶくろせん)「狭山ヶ丘駅(さやまがおかえき)」から徒歩25分から30分ほど。 【バス】西武池袋線「小手指駅(こてさしえき)」から、小手07系統または小手09系統のバスに乗り、「大日堂(だいにちどう)」バス停で降りて徒歩10分ほど。 【車】山門(さんもん)の左手に駐車場があります。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

記録を確認中...