この寺について
普門宗(ふもんしゅう、真言宗系単立)の寺院。山号は佐白山(さしろさん)。坂東三十三観音(ばんどうさんじゅうさんかんのん)第23番札所で、本尊の十一面千手観世音菩薩は「佐白観音(さしろかんのん)」の名で親しまれている。白雉2年(651年)の創建と伝わり、鎌倉時代には笠間城を築いた笠間氏の祈願寺となった。明治初期の廃仏毀釈で焼失したが、昭和5年(1930年)に本堂が再建され、平成24年(2012年)に正福寺の寺号を復した。
歴史・由来
この寺を読み解く鍵は、山ごと城になった観音霊場という、数奇な歴史にある。
寺伝では、白雉2年(651年)、佐白山(さしろさん)で千手観音を感得した狩人が観音像を彫って祀ったのが始まりとされる。以来、山頂の観音堂は多くの信仰を集めた。
大きな転機が訪れたのは鎌倉時代、建保2年(1214年)のことである。この地に城を築こうとした笠間氏の祖・笠間時朝(かさまときとも)は、山頂にあった正福寺の堂宇を取り壊して笠間城を築いた。ところが、その後時朝は僧侶の亡霊に悩まされるようになったと伝わり、観音堂を再建して笠間氏の祈願寺としたという。以来、この観音は「身代わり観音」とも呼ばれ、篤く信仰されてきた。
寺は江戸時代を通じて笠間城内にあったが、明治3年(1870年)の廃仏毀釈によって七堂伽藍を焼失する。その後しばらく苦難の時期が続いたが、昭和5年(1930年)に地元有志の手で現在地に本堂が再建された。昭和50年代には観世音寺の名で独立し、平成24年(2012年)、本来の寺号である正福寺に復した。
本尊の十一面千手観世音菩薩は鎌倉時代の作と伝わり、「佐白観音」の名で親しまれ、茨城県の文化財に指定されている。
学び・特徴
主祭神
十一面千手観世音菩薩(じゅういちめんせんじゅかんぜおんぼさつ、佐白観音、鎌倉時代作・茨城県指定文化財)
社格
坂東三十三観音 第23番
創建
寺伝では白雉2年(651年)の創建。明治期の廃仏毀釈で一度焼失し、昭和5年(1930年)に本堂を再建、平成24年(2012年)に正福寺の寺号を復した。
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
茨城県笠間市笠間1056-1
参拝時間
午前9時から午後4時まで
一般参拝は無料。本尊(内陣)の特別拝観は予約制で、一人1,500円
御朱印の受付時間は、平日は午前11時30分から午後0時30分、午後3時30分から午後4時30分まで。土日祝日は午前9時から午後4時まで
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR水戸線 笠間駅から徒歩約30分、またはタクシーで約7分
北関東自動車道 友部(ともべ)インターチェンジから車で約6キロ
無料駐車場あり
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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