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寺徳川家光が創建した寺/臨済宗大徳寺派/開山は沢庵宗彭 品川区

東海寺

とうかいじ

別名:萬松山東海禅寺

東京都・品川区の寺「東海寺」

のどごし隊長, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

この寺について
品川(しながわ)の北品川にある、臨済宗大徳寺派(りんざいしゅう だいとくじは)の禅寺(ぜんでら)です。寛永16年(1639)、3代将軍・徳川家光(とくがわ いえみつ)が、名僧・沢庵宗彭(たくあん そうほう)を開山(かいざん=最初の住職)に迎えて建てました。江戸時代には塔頭(たっちゅう=境内にある小さな寺)が17もあり、寺の土地は約15万7千平方メートルにおよぶ大きな寺でした。明治に入って旧境内の多くを失い、今は塔頭だった玄性院(げんしょういん)が東海寺の名前を受けついでいます。本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)とされます。

歴史・由来

【創建】 寛永16年(1639)、3代将軍・徳川家光が、沢庵宗彭を開山として創建しました。品川区の資料では、家光が創建を決めたのは前年の寛永15年(1638)で、御殿山(ごてんやま)の南にあたる土地に建てられたと説明されています。創建年は資料によって寛永14年から16年まで幅があります。 【沢庵宗彭】 沢庵は天正元年(1573)、但馬国出石(たじまのくに いずし=今の兵庫県豊岡市出石町)の生まれです。慶長14年(1609)に京都・大徳寺の第153代住持(じゅうじ=住職)になりましたが、寛永6年(1629)に幕府と対立した紫衣事件(しえじけん)で出羽国(でわのくに=今の山形県)へ流されました。許されて江戸に戻ったのち、家光に厚くむかえられ、東海寺の初代住持となりました。正保2年12月11日(西暦1646年1月27日)に73歳で亡くなり、最期に「夢」の一字を残したと伝わります。 【大伽藍(だいがらん)のころ】 江戸時代の東海寺は、寺の土地が約15万7千平方メートルあり、塔頭は全盛期に17か所を数えました。 【火災と再建】 元禄7年(1694)3月、品川宿の火災で全焼しました。5代将軍・徳川綱吉(つなよし)と、その母の桂昌院(けいしょういん)がすぐに再建に取りかかったと、品川区の資料は伝えています。 【明治以降】 明治維新ののち、旧東海寺は廃されました。明治4年(1871)には本坊が取りこわされ、寺の土地も召し上げられています。その後、塔頭の玄性院(もとは臨川院=りんせんいん と呼ばれました)が寺の名前を受けつぎ、今の東海寺になりました。第二次世界大戦後に復興しました。

見どころ・特徴

【世尊殿(せそんでん)】 境内の仏殿(ぶつでん)で、昭和5年(1930)の建立と伝わります。釈迦三尊像などがまつられているという案内もあります。 【鐘楼(しょうろう)と梵鐘(ぼんしょう)】 境内の梵鐘は、元禄5年(1692)につくられたものと紹介されています。 【沢庵の墓(国史跡)】 東海寺から西へ約100メートルの東海寺大山墓地(おおやまぼち)にあります。かつては東海寺と同じ敷地でした。石を四角く積んだ上に「沢庵石」と呼ばれる大きな自然石を置いた素朴な墓で、小堀遠州(こぼり えんしゅう)が築いたと伝わります。大正15年(1926)10月20日に国の史跡に指定されました。墓域には碑石や石灯籠も残っています。 【賀茂真淵(かものまぶち)の墓(国史跡)】 同じ大山墓地には、国学者・賀茂真淵の墓もあります。こちらも大正15年(1926)に国の史跡に指定されました。真淵は遺言によって東海寺の塔頭・少林院(しょうりんいん)の裏山に葬られ、明治中ごろに今の墓地へ移されたと伝わります。 【たくあん漬けの伝承】 東海寺で、名前のない漬物を家光が気に入り、「沢庵漬け」と呼ぶように言ったと伝わります。そのため「たくあん発祥の地」といわれることもあります。ただし言葉の由来には「貯え漬け」からの変化など諸説あり、辞典では「はっきりしない」とされています。 【問答河岸(もんどうがし)】 沢庵が北品川の河岸で家光を迎えたときの問答「海近うして、東海寺(遠海寺)とはいかに」が伝わり、その河岸は「問答河岸」と呼ばれるようになったといいます。 【見学のヒント】 入口は少し分かりにくいことがあります。山手通り側の山門は閉まっていることがあり、子供の森公園の向かい側から入る、という口コミがあります。見学できる範囲は境内の一部です。沢庵の墓は柵で囲まれていて、近くまでは入れません。大山墓地の門が閉まっていることもあるため、公開の時間や参拝のしかたは、寺へ直接お問い合わせください。
学び・特徴
宗派・寺格
徳川家光が創建した寺/臨済宗大徳寺派/開山は沢庵宗彭
創建
寛永16年(1639)創建、徳川家光が開基、沢庵宗彭が開山(創建年は資料により寛永14〜16年とする)
テーマ
禅寺将軍ゆかり江戸の名所歴史
基本情報
住所
東京都品川区北品川3-11-9
アクセス
京急本線「新馬場」駅北口から徒歩約5分
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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