この神社について
延喜式神名帳に載る伊豆国田方郡「久豆弥神社」の論社とされる古社で、旧社格は郷社。主祭神は葛見神で、伊東氏の尊崇を受けて栄えた。境内には幹回り約15メートル、樹齢1000年以上と伝わる国指定天然記念物の大楠がそびえる。
歴史・由来
創建年は不詳。かつてこの一帯は「葛見庄」と称され、その地名を冠したこの社が土地の守り神として古くから祀られてきたと伝わる。延喜式神名帳に記された伊豆国田方郡の久豆弥神社に比定される論社であり、伊豆でも屈指の古い歴史を持つ。
平安末期以降、この地を本拠とした伊東氏の篤い保護を受けた。伊東氏初代の家次が社殿を造営し、さらに京都の伏見稲荷大社を勧請して稲荷神を合祀して以来、神威を高めたと伝えられる。伊東祐親が創建したとされる東林寺は、この社の別当寺を務めた。
明治6年(1873年)に郷社に列格。市街地の南部にありながら、大楠を中心とした社叢が守られている。
見どころ・特徴
【大楠】国指定天然記念物(昭和8年〈1933年〉指定)。幹回りは約15メートルに達し、樹齢1000年以上と伝わる。幹の内部は空洞化しながらもなお枝葉を茂らせており、伊豆を代表する巨木のひとつ。この木を見るためだけでも訪れる価値がある。
【稲荷信仰】伊東氏が伏見稲荷大社を勧請して以来、稲荷神を合祀する。商いの神として地元の信仰を集めてきた。
【伊東氏ゆかりの地としての位置づけ】隣接する東林寺(伊東家の菩提寺)とあわせて巡ると、鎌倉時代の伊東氏の勢力圏を実感できる。
【例祭】10月15日(かつては9月19日)。
学び・特徴
主祭神
葛見神
社格
式内社(論社)・旧郷社
ご利益
商売繁盛
テーマ
巨木・御神木
基本情報
住所
静岡県伊東市馬場町1-16-40
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
記録を確認中...