この寺について
真言宗豊山派の寺院。知多四国八十八ヶ所霊場・第30番札所。本尊は薬師如来。かつては一山十二坊の塔頭を持つ知多半島有数の大寺院として栄えたが、現在は住職が常駐しない無住の寺となっている。
歴史・由来
医王寺(いおうじ)を理解する鍵は、かつてこの寺が知多半島でも指折りの大寺院だったという事実にある。
寺伝によれば、725年(735年・神亀2年とする資料もある)に行基(ぎょうき)が薬師如来を安置して開いたとされる。その後、弘仁5年(814)に弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)がこの寺を再興したと伝わる。鎌倉時代の建暦2年(1212)には現在の場所に移り、当時は本堂を中心に七堂伽藍と十二の塔頭(たっちゅう、寺に付属する小寺院)を持つ大寺院として栄えた。
時代を経て寺は徐々に規模を縮め、現在は住職が常駐しない無住の寺となっている。それでも知多四国八十八ヶ所霊場の第三十番札所としての役目は今も受け継がれ、かつての塔頭のうち利生院(三十一番)・宝乗院(三十二番)・北室院(三十三番)・性慶院(三十四番)の4か寺が、医王寺の御朱印を一年交代で管理している。
見どころ・特徴
【塔頭が支える札所】
現在は無住でありながら、かつての塔頭であった4つの寺が持ち回りで御朱印を守り続けている姿は、知多四国霊場の中でも珍しい運営のかたちといえる。
【かつての大寺院の面影】
七堂伽藍十二坊と伝わる往時の規模はしのぶことしかできないが、今も本尊の薬師如来が静かに祀られており、知多半島の仏教史の古さを感じさせる。
学び・特徴
主祭神
薬師如来
社格
真言宗豊山派|知多四国八十八ヶ所霊場 第三十番札所
創建
伝承では725年(735年とする資料もある)、行基による開基
ご利益
健康・病気平癒
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
愛知県知多郡南知多町大井真向38
アクセス
海っこバス「大井」停留所から徒歩約3分。第29番札所・正法寺から約2.7キロメートル、第31番札所・利生院までは徒歩圏内。境内の駐車スペースは2台分のみで、満車の際は徒歩2〜3分の北室院または性慶院の駐車場を利用できる。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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