TabiShiri
寺 御朱印篠栗四国八十八ヶ所霊場 第71番札所 糟屋郡篠栗町

城戸千手観音堂

きどせんじゅかんのんどう

別名:手足観音(てあしかんのん)

この寺について
篠栗四国八十八ヶ所霊場の第71番札所。本尊は千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)。手や足の悩みに霊験(れいげん)があるとされ、「手足観音」の名で親しまれている。堂の中には、参拝した人が願いを書いた白木の手形・足型が積み上げられている。

歴史・由来

このお堂を読み解く鍵は、八十八の堂が村人の手で建てられたということにある。 篠栗四国八十八ヶ所の始まりは、天保6年(1835)にさかのぼる。四国八十八ヶ所を巡拝した帰りに篠栗村へ立ち寄った尼僧・慈忍(じにん)が、村人の暮らしの苦しさを目にして、この地にとどまった。弘法大師(こうぼうだいし)の名において祈願を続け、やがて村人たちに「四国を写した八十八ヶ所をこの土地に造ろう」と持ちかける。だが慈忍が亡くなったことで、話はいったん途切れた。 その願いを受け継いだのが藤井藤助(ふじいとうすけ)だった。嘉永7年(1854)、多くの信者とともに八十八の堂宇を建て、篠栗四国が形になる。明治32年(1899)には高野山から南蔵院が移され、霊場の整備が進んだ。つまりこの霊場は、どこかの大寺が上から造ったものではなく、困っていた村の人々が自分たちの手で積み上げたものである。城戸千手観音堂はその71番にあたる。 お堂そのものも動いている。以前は南蔵院の七福神トンネルを出たところにあり、そばで遍路宿が営まれていた。平成18年(2006)、車を停めやすい現在の場所へ移り、宿は食事処に姿を変えた。歩き遍路から車の遍路へという参拝のかたちの変化が、そのままお堂の移転になった形である。

見どころ・特徴

【手形・足型の祈願札】本尊の千手観音の前に、白木の手形と足型が積まれている。住所・氏名・年齢を書き、痛むところに印をつけて納め、治るよう祈る。ここが「手足観音」と呼ばれるゆえんである。 【第71番札所】篠栗四国八十八ヶ所霊場の一つ。八十八の堂は江戸時代の末から明治にかけて、村人と信者の手で建てられていった。 【訪ねかた】第1番の南蔵院から近いので、南蔵院とあわせて回る人が多い。無住のお堂なので、納経印の扱いは現地の案内に従いたい。
学び・特徴
主祭神
千手観世音菩薩
社格
篠栗四国八十八ヶ所霊場 第71番札所
創建
篠栗四国の堂宇が建てられたのは嘉永7年(1854)。現在地への移転は平成18年(2006)
ご利益
健康・病気平癒
テーマ
霊場・巡礼
この場所を巡る軸
基本情報
住所
福岡県糟屋郡篠栗町篠栗951-3
アクセス
JR篠栗線「城戸南蔵院前」駅から徒歩約5分。駐車場は豊栄館の駐車場を利用できる。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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