TabiShiri
寺 御朱印西国薬師四十九霊場 第28番 美方郡香美町

大乗寺

だいじょうじ

別名:応挙寺(おうきょでら)

この寺について
高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)の寺院。通称「応挙寺(おうきょでら)」。寺伝によれば天平17年(745年)、行基(ぎょうき)菩薩の開創と伝わる。本尊は聖観音(しょうかんのん、聖観世音菩薩)で、行基自刻と伝えられる秘仏。西国薬師四十九霊場(さいごくやくしよんじゅうくれいじょう)第28番札所。江戸時代後期、当時の住職・密蔵(みつぞう)が若き円山応挙(まるやまおうきょ、1733-1795)を援助した縁から、応挙は後年、一門とともに客殿(きゃくでん)の障壁画(しょうへきが)165点を手がけた。すべてが国の重要文化財に指定されている。

歴史・由来

この寺を読み解く鍵は、一人の貧しい若い絵師と、彼を支えた住職との縁にある。 寺伝では、天平17年(745年)に行基(ぎょうき)菩薩が聖観音(しょうかんのん)を自ら彫って祀ったのが始まりとされる。その後、戦乱によって寺は荒廃したが、江戸時代後期、住職の密蔵(みつぞう)法印が再興に力を尽くした。 密蔵は、京都で苦学していた若き絵師・円山応挙(まるやまおうきょ、1733-1795)を物心両面で支えたと伝わる。のちに絵師として大成した応挙は、その恩に報いようと、寛政6年(1794年)に完成した客殿の障壁画を、息子の応瑞(おうずい)や、呉春(ごしゅん)、長沢芦雪(ながさわろせつ)ら一門の弟子たちとともに手がけた。客殿13室に描かれた障壁画は164面と応挙自筆の書簡1巻の合計165点にのぼり、すべてが国の重要文化財に指定されている。 この出来事から、大乗寺は「応挙寺」の通称で広く知られるようになった。山あいの小さな寺に、江戸絵画史を代表する画家一門の作品がまとまって残る、全国でも類のない場所である。

見どころ・特徴

【客殿を彩る165点の障壁画】 客殿13室すべてに描かれた障壁画は合計165点。応挙自身は「孔雀の間」「山水の間」などを、息子の応瑞や弟子の呉春・長沢芦雪らがほかの部屋を受け持った。ふすまの開け閉めや周囲の風景との調和、自然光による見え方の変化まで考えて描かれているといわれる。 【立体曼荼羅と呼ばれる空間構成】 客殿の各部屋は、それぞれの障壁画によって仏の世界を表しており、部屋の配置そのものが一つの曼荼羅(まんだら)を構成するよう考えられている。寺ではこれを「立体曼荼羅」と呼んでいる。 【秘仏の聖観音】 本堂には、行基が自ら彫ったと伝わる聖観音が本尊として祀られている。
学び・特徴
主祭神
聖観音(本堂本尊、行基自刻と伝わる秘仏)薬師如来(薬師堂)
社格
西国薬師四十九霊場 第28番
創建
伝承では天平17年(745年)、行基(ぎょうき)菩薩の開創。江戸時代後期、住職・密蔵(みつぞう)法印による再興を経て、寛政6年(1794年)に客殿が完成した。
基本情報
住所
兵庫県美方郡香美町香住区森860
参拝時間
午前9時から午後4時まで(受付は午後3時40分まで) 拝観料は大人1,200円、小学生600円 8月6日午後、8月7日、春の彼岸の1日、12月31日、1月1日は拝観できません

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR山陰本線 香住駅から全但バスで約5分、「応挙寺」バス停下車すぐ 香住駅から徒歩の場合は約20分
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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