TabiShiri
寺 御朱印 神戸市中央区

大龍寺

たいりゅうじ

この寺について
東寺真言宗の別格本山。「中風(脳卒中)除けの寺」として650年以上の信仰を集め、神護景雲2年(768年)の創建と伝わる。弘法大師(空海)が遣唐使として渡唐する前と帰国後の二度この山を訪れたことから「再度山(ふたたびさん)」の名がつき、山号となった。神戸市中央区再度山の森の中に位置する。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は「龍に救われた創建の物語」と「弘法大師が二度訪れた聖地」という二つの伝説にある。 神護景雲2年(768年)、称徳天皇の勅命を受けた和気清麻呂が再度山で適地を探索していたとき、道鏡の刺客が迫った。そのとき龍が現れて清麻呂を救い、山の頂を指し示したという。清麻呂はその地に行基菩薩が一刀三礼で刻んだと伝わる如意輪観世音菩薩像を祀り、「摩尼山大龍寺」と命名した。龍の加護が寺名の由来である。 延暦23年(804年)、遣唐使として唐へ渡る前の弘法大師空海がこの山に参詣した。唐で真言密教を学んで帰国した後、再びこの山を訪れたといい、「二度登った山」=「再度山」の名はここに由来する。大師が登った山道「大師道」は今もハイキングコースとして残り、梵字岩(神戸市指定史跡、空海の作と伝わる)や亀の岩(奥の院)が残る。 南北朝時代に赤松則村の多々部城に組み込まれて戦火を受け、伽藍は荒廃した。観応年間(1350〜1352年)に善妙上人が再興し、天授元年(1375年)には後円融天皇が中風(脳卒中)に苦しむなか祈祷を行ったところ快癒したと伝わる。以来「中風除けの寺」として知られ、毎年1月6日と7月20日に行われる中風除大祈祷加持には全国から参詣者が集まる。現在の伽藍は江戸時代初期以降に再建されたものが主である。

見どころ・特徴

【中風除大祈祷加持】 「中風」とは現代でいう脳卒中・脳梗塞などによる麻痺の総称。毎年1月6日(寒の入り)と7月20日に護摩を焚いての大祈祷が行われ、後円融天皇の中風が平癒した天授元年(1375年)以来、650年以上続く信仰の核となっている。 【弘法大師ゆかりの史跡】 境内の「梵字岩」は神戸市指定史跡で、弘法大師が刻んだと伝わる。奥の院「亀の岩」も空海の作と伝えられる。四国八十八箇所の石仏群と西国三十三所の石仏群が境内各所に配されており、本格的な霊場巡礼の雰囲気を体感できる。 【大師道ハイキング】 湊川神社付近から始まる「大師道」は弘法大師が往来した古道で、現在も整備されたハイキングコースとして市民に親しまれている。再度山山頂(標高470m)を経由して大龍寺に至るルートは片道約2時間。 【境内の伽藍】 大師堂(本堂)・毘沙門堂・三重石塔・鐘楼堂・護摩堂・諸天堂・霊明殿が山中に点在する。平地の寺院とは異なる、山岳霊場らしい静謐な空間が広がる。
年中行事・お祭り
【除夜の鐘・修正会】例年1月1〜3日 【寒の入り 中風除大祈祷加持】例年1月6日。護摩祈祷による中風除けの大祈願。年2回のうち冬の回。 【初大師】例年1月21日。弘法大師の縁日。 【節分星まつり】例年2月3日 【彼岸大師】例年3月21日・9月21日 【春季永代土砂加持法会】例年4月第2日曜日 【中風除大祈祷加持(夏)】例年7月20日。年2回の中風除け大祈祷のうち夏の回。 【柴灯護摩修行】例年8月21日。境外で大きな護摩を焚く修行。 【秋季永代土砂加持法会】例年10月第2日曜日 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
如意輪観世音菩薩
社格
東寺真言宗別格本山、新西国三十三観音霊場第20番、神戸十三佛霊場第6番(弥勒菩薩)
創建
神護景雲2年(768年)。称徳天皇の勅命を受けた和気清麻呂が、行基菩薩作の如意輪観世音菩薩像を祀り創建。観応年間(1350〜1352年)に善妙上人が再興。
ご利益
健康・病気平癒厄除け
テーマ
山・登拝
基本情報
住所
兵庫県神戸市中央区再度山1
アクセス
神戸三宮から神戸市バス25系統「再度公園」行きで終点下車、徒歩約20分。または神戸市バス7系統で北神急行バスに乗り換え「森林植物園前」下車、大師道ハイキングコース経由で徒歩約4km。車でのアクセスは再度公園駐車場利用(山道あり)。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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