TabiShiri
寺真言宗智山派 笛吹市

福光園寺

ふっこうおんじ

別名:大野寺

この寺について
笛吹市御坂町(みさかちょう)の山すそにある真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の寺院です。山号は大野山(おおのさん)。鎌倉時代の仏師・蓮慶(れんけい)が造った吉祥天(きちじょうてん)と二天の像は国の重要文化財で、作者と制作年がはっきり分かる貴重な仏像として知られます。境内からは甲府盆地と南アルプスを見渡せます。

歴史・由来

福光園寺を知る鍵は、この地を治めた人々が何度も寺を立て直してきた歴史にあります。 【聖徳太子と行基の伝え】 寺の伝えによれば、推古天皇(すいこてんのう)の時代に聖徳太子が開いたのが始まりとされます。奈良時代には行基(ぎょうき)が訪れて香王観音(こうおうかんのん)の像を彫り、平安時代には弘法大師空海(こうぼうだいしくうかい)も訪れたと伝えられています。 【大野氏による再興】 一度はさびれた寺を、保元(ほうげん)2年(1157)、この地の領主・大野重包(おおのしげかね)が再び興しました。賢安(けんあん)を招いて中興開山(ちゅうこうかいさん。寺を立て直した僧)とし、当時は「大野寺」と呼ばれていました。 【鎌倉時代の仏像】 寛喜(かんぎ)3年(1231)、鎌倉時代の仏師・蓮慶(れんけい)によって吉祥天と二天の像が造られました。この仏像は今も寺に伝わり、国の重要文化財に指定されています。

見どころ・特徴

【吉祥天及び二天像(国の重要文化財)】中央に幸福をもたらす女神・吉祥天(きちじょうてん)が座り、左右に持国天(じこくてん)と多聞天(たもんてん)が立つ珍しい組み合わせです。寛喜3年(1231)に、運慶(うんけい)の流れをくむ仏師・蓮慶が造りました。拝観には事前の予約が必要です。 【香王観音立像(県の文化財)】行基が彫ったと伝わるケヤキの一木造(いちぼくづくり)の観音像で、高さは約1.5メートルあります。 【三密門(さんみつもん)】江戸時代前期に建てられた、鐘楼(しょうろう)を兼ねた山門です。笛吹市の文化財に指定されています。 【大杉と枝垂桜】樹齢900年といわれる杉や、樹齢200年の枝垂桜(しだれざくら)があります。境内からは甲府盆地と南アルプスを見渡せます。
年中行事・お祭り
【除夜の鐘】例年12月31日 一般の参拝者も鐘をつくことができます。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
不動明王
社格
真言宗智山派
創建
寺伝では推古天皇の時代に聖徳太子が開いたとされる。保元2年(1157)に大野重包が再興
テーマ
重要文化財
基本情報
住所
山梨県笛吹市御坂町大野寺2027
参拝時間
9時から17時まで。拝観料は志納(お気持ち)です。重要文化財の仏像を拝観するには、事前に寺へ予約してください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【車】中央自動車道「一宮御坂IC」から約10分。無料駐車場あり。 【公共交通】JR中央本線「石和温泉」駅からバスで約30分、バスを降りて徒歩約10分。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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