TabiShiri
寺 御朱印 甲州市

雲峰寺

うんぽうじ

この寺について
臨済宗妙心寺派の名刹で、山号は裂石山(さけいしざん)。奈良時代の高僧・行基(ぎょうき)が開いたと伝わる。戦国時代には武田家の祈願寺として崇敬され、武田家滅亡の際に家臣が運び込んだと伝わる「日の丸の御旗」「孫子の旗(風林火山)」など、武田家ゆかりの旗を今に伝える。本堂をはじめとする4棟の建物は国指定重要文化財。

歴史・由来

雲峰寺(うんぽうじ)を理解する鍵は、この寺が武田家の滅亡という戦国最大級の悲劇の中で、家宝を託された場所だということにある。 寺伝によれば、天平17年(745年)、諸国を巡っていた行基(ぎょうき)がこの地で修行していたところ、雷鳴とともに大きな岩が二つに割れ、そこに萩(はぎ)の大樹とともに十一面観音(じゅういちめんかんのん)が現れたという。行基はその姿を仏像として彫り、安置したのが雲峰寺の始まりと伝えられている。山号の「裂石山(さけいしざん)」も、この割れた岩の伝承にちなむ。 天文年間(1532〜1554年)に火災で焼けたが、武田信虎(たけだのぶとら)・晴信(はるのぶ、のちの信玄)親子の支援によって再興された。永禄元年(1558年)9月25日には、信玄自らが武運長久(ぶうんちょうきゅう、戦での勝利が長く続くこと)を祈願したことが伝わっており、以来「武田家の祈願寺」として深く崇敬されるようになった。今に残る本堂・庫裏(くり)・書院・仁王門(におうもん)は、この信玄の時代に建てられたものである。 雲峰寺が特に知られているのは、天正10年(1582年)に武田家が滅亡した際のできごとによる。追い詰められた家臣たちが、日本最古とされる「日の丸の御旗」や、信玄が快川紹喜(かいせんじょうき)に書かせたという「孫子の旗」(風林火山の旗)、諏訪大社への崇敬を示す「諏訪神号旗(すわしんごうき)」などを山伝いに運び、雲峰寺に託したと伝えられている。主家を失った家臣たちが、最後にこの山寺を頼ったという伝承は、武田家とこの寺との深いつながりを物語っている。

見どころ・特徴

【武田家ゆかりの旗を伝える宝物殿】「日の丸の御旗」「孫子の旗」「諏訪神号旗」「馬標旗(うまじるしばた)」の4旗は山梨県指定文化財として宝物殿に大切に保存されている。武田家の歴史を物語る品々を間近で見られる、他にはない場所である。 【国指定重要文化財の建物群】本堂・庫裏・書院・仁王門の4棟は、いずれも国指定重要文化財。戦国時代の面影を残す建築を、まとまった形で見学できる。 【峰の桜(エドヒガンザクラ)】境内には樹齢数百年ともいわれるエドヒガンザクラの巨木があり、山梨県指定天然記念物になっている。4月中旬から下旬ごろが見頃で、桜と歴史ある建物が一緒に楽しめる。
学び・特徴
主祭神
十一面観音
社格
臨済宗妙心寺派|山号 裂石山(さけいしざん)|本堂・庫裏・書院・仁王門の4棟が国指定重要文化財(昭和24年〈1949年〉指定)|日の丸の御旗・孫子の旗・諏訪神号旗・馬標旗は山梨県指定文化財|峰の桜(エドヒガンザクラ)は山梨県指定天然記念物
創建
天平17年(745)、行基による開山との寺伝
テーマ
武田信玄ゆかり桜の名所
この場所を巡る軸
基本情報
住所
山梨県甲州市塩山上萩原2678
参拝時間
本堂・境内は日中随時参拝できる。宝物殿は9時から12時、13時から17時までの拝観で、毎週月曜日は休館(祝日の場合の扱いは要確認)。拝観料は宝物殿のみ大人300円、15名以上の団体は250円。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR中央本線「塩山」駅からバスで約35分。車の場合は中央自動車道「勝沼」インターチェンジから約11.5キロ。境内に駐車場がある。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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