この寺について
松戸市馬橋(まばし)にある臨済宗大徳寺派(りんざいしゅうだいとくじは)のお寺で、正式には法王山(ほうおうざん)萬満寺といいます。本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)。鎌倉時代の金剛力士立像(こんごうりきしりゅうぞう、仁王像)は国の重要文化財で、決まった日に仁王さまの足の間をくぐる「股くぐり(またくぐり)」で知られています。JR馬橋駅から歩いてすぐのところにあります。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、「千葉氏とともに歩み、宗派と名前を変えながら続いてきた寺」という点にあります。
【大日寺としての始まり】鎌倉時代のなかば、下総国(しもうさのくに)の守護・千葉頼胤(ちばよりたね)が、僧の忍性(にんしょう)を招いて寺を開いたと伝わります。はじめは真言律宗(しんごんりっしゅう)の「大日寺(だいにちじ)」という寺でした。
【万満寺への生まれ変わり】その後、火災や移転を経て、室町時代に千葉満胤(ちばみつたね)が臨済宗の寺として建て直しました。このとき、鎌倉公方(かまくらくぼう)足利氏満(あしかがうじみつ)の「満」の字をもらって、「万満寺」と名を改めたとされています。
【戦国時代から近代へ】天文(てんぶん)6年(1537年)には、小金城主の高城胤吉(たかぎたねよし)から寺領が寄進されました。明治41年(1908年)の大火でほとんどの建物を失いましたが、昭和62年(1987年)に新しい本堂が完成しています。
【千葉氏ゆかりの寺】境内には千葉氏の墓所があり、千葉氏とのつながりを今に伝えています。
見どころ・特徴
【金剛力士立像(仁王像)】中門に安置された、高さ2.5mを超える仁王像です。13世紀、鎌倉時代に作られ、15世紀に修理されたものと考えられています。国の重要文化財に指定されていて、ふだんはガラス越しに拝観します。
【仁王さまの股くぐり】決まった日には中門の扉が開かれ、仁王像の足の間をくぐることができます。股くぐりをすると、中風(ちゅうぶ)や足腰の病気にご利益があるといわれています。
【市の文化財】本尊の木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだにょらいざぞう)のほか、木造不動明王立像(もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう)、鋳造魚籃観音立像(ちゅうぞうぎょらんかんのんりゅうぞう)が松戸市の文化財に指定されています。
【まっすぐ並ぶ伽藍】楼門(ろうもん)、中門、本堂が一直線に並んでいて、参道を歩きながらお寺の奥へ進んでいく造りになっています。
年中行事・お祭り
【仁王さまの股くぐり】例年正月(1月1日から3日)
中門の扉が開かれ、仁王像の足の間をくぐることができます。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
阿弥陀如来
社格
臨済宗大徳寺派/木造金剛力士立像(国重要文化財)
創建
鎌倉時代なかば(1256年とも1254年とも)、千葉頼胤が忍性を招いて大日寺として開いたと伝わる。室町時代に千葉満胤が臨済宗の寺として再興し、万満寺と改めた。
ご利益
健康・病気平癒
テーマ
重要文化財
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
千葉県松戸市馬橋2547
参拝時間
9時から16時まで。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR常磐線・流鉄流山線「馬橋駅」東口から徒歩約3分。駐車場あり。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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