この寺について
正式には「蓮華山(れんげさん)仏性寺(ぶっしょうじ)金剛院」。真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)の寺院で、朱塗りの山門から「赤門寺」の名で親しまれている。
御府内八十八ヶ所霊場の第76番札所。西武池袋線「椎名町」駅の北口からすぐの場所にある。
歴史・由来
金剛院の歴史を理解するうえで鍵になるのは、「地域の神社と深く結びついた寺」という点である。
寺の伝えでは、大永2年(1522)に聖弁和尚(しょうべんおしょう)が開いたとされる。創建年代を「不詳」とする資料もある。
江戸時代の中ごろに現在の地へ移り、隣にある長崎神社(旧・十羅刹女社)の別当寺(べっとうじ、神社を管理する寺)を務めた。この関係は、明治の神仏分離まで続いた。
山門は、15世・聖誉和尚の代に再建が進められ、安永9年(1780)に19世・宥憲和尚が完成させた。天明5年(1785)ごろには朱塗りに改められたとされ、現在の「赤門」の姿になった。
本堂は昭和29年(1954)に建てられた鉄筋コンクリート造で、戦後の鉄筋コンクリート造の寺院建築としては早い時期の事例とされる。
現在の住職は三十三代にあたる。
見どころ・特徴
【赤門(豊島区指定有形文化財)】
安永9年(1780)に完成した薬医門(やくいもん)形式の山門。朱塗りの姿が寺の通称「赤門寺」の由来になっている。豊島区の資料では、区内の他の寺院の薬医門より古いと考えられるとされる。
【本堂・客殿(国登録有形文化財)】
本堂は昭和29年(1954)建築の鉄筋コンクリート造。客殿は昭和9年に上棟した木造平屋建ての書院造りで、いずれも国の登録有形文化財になっている。
【境内の見どころ】
長崎不動尊、大師堂、四国八十八ヶ所お砂踏み参拝所、鐘楼堂、道標地蔵尊、六地蔵などがある。
【マンガ地蔵尊】
2017年3月に建てられた地蔵尊。トキワ荘の街の歴史を伝えるため、地域の協議会のメンバーがデザインした。
【訪ねかた】
隣の長崎神社とあわせて参拝する人が多い。御府内八十八ヶ所霊場のお参りの一環として訪れることもできる。
学び・特徴
本尊
阿弥陀如来(本尊)観音菩薩勢至菩薩
宗派・寺格
真言宗豊山派。御府内八十八ヶ所霊場第76番札所、豊島八十八ヶ所霊場第76番札所。
創建
伝 大永2年(1522)、聖弁和尚の開創(創建年代を不詳とする資料もある)。江戸時代の中ごろに現在地へ移転。
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
東京都豊島区長崎1-9-2
参拝時間
参拝時間は、御府内八十八ヶ所めぐり全般の目安として午前9時から午後4時ごろとされています。
御朱印の授与時間は公表されていないため、お参りの前に寺へ直接お問い合わせください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
西武池袋線「椎名町」駅北口から徒歩約1分。
東京メトロ有楽町線・副都心線「要町」駅から徒歩約10分。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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