TabiShiri
寺 御朱印 豊島区

根生院

こんしょういん

この寺について
真言宗豊山派の寺院。御府内八十八ヶ所霊場・第35番札所。寛永13年(1636)、三代将軍徳川家光の乳母・春日局(かすがのつぼね)が、その猶子(ゆうし)とされる栄誉(えいよ)を招いて創建した。江戸城西の丸祈願所として寺領を賜り、幕府の信任を受けた寺院だった。金乗院(こんじょういん、目白不動)のすぐ近く、雑司ヶ谷の住宅地に鎮座する。

歴史・由来

根生院を理解する鍵は、徳川家光の乳母・春日局という、江戸幕府の内側にもっとも近い女性の篤い信仰によって開かれた寺院だという点にある。 寛永13年(1636)、春日局は、自らの猶子(養子のような間柄)とされる栄誉を招いて、江戸城西の丸祈願所としてこの寺を創建した。当初は現在の豊島区高田ではなく、江戸の別の場所にあったと伝わる。幕府からは寺領100石を賜り、元禄年間にはさらに100石が加増されて200石となった。真言宗新義派の中でも格式の高い「江戸四ヶ寺」の一つとされ、住職は幕府によって選任される特別な地位にあったという。 その後、数度の移転を経て、明治36年(1903)、旧田安家の邸地だった現在の豊島区高田に移った。昭和20年(1945)の戦災では、山門などの一部の建物が焼失を免れたが、本堂をはじめとする多くの建物は失われ、現在の本堂は昭和28年(1953)に再建されたものである。

見どころ・特徴

【山門(赤門)】 延宝6年(1678)建立と伝わる、欅(けやき)材の朱塗りの山門。戦災を免れた、境内で最も古い建物の一つ。賽銭箱には徳川家にゆかりのある「三つ葉葵」の寺紋が刻まれている。 【本尊・薬師瑠璃光如来】 秘仏とされる本尊で、日光菩薩・月光菩薩を脇侍とする配置をガラス戸越しに見ることができる。 【江戸時代の石造物】 境内には、大日如来坐像(寛文6年/1666年作)、庚申塔2基(元禄3年/1690年、天保6年/1835年作)、所願成就の碑(元禄11年/1698年)など、江戸時代の石造物が多く残る。 【御府内八十八ヶ所霊場】 御府内八十八ヶ所霊場の第35番札所。境内には札所であることを示す石標が建つ。
学び・特徴
本尊
薬師瑠璃光如来
宗派・寺格
御府内八十八ヶ所霊場・第35番札所。江戸時代には真言宗新義派の「江戸四ヶ寺」の一つとされ、住職は幕府によって選任されたと伝わる。
創建
寛永13年(1636)、春日局が栄誉を招いて創建したと伝わる。
テーマ
御府内八十八ヶ所徳川家ゆかり江戸時代の建築
この場所を巡る軸
基本情報
住所
東京都豊島区高田1-34-6
参拝時間
境内は日中随時参拝できる。御朱印は書き入れで授与されているが、受付時間は定められていないため、事前に確認してから訪れることが望ましい。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷」駅から徒歩約7分。東京さくらトラム(都電荒川線)「学習院下」駅または「面影橋」駅から、いずれも徒歩約5分。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

記録を確認中...