この神社について
【概要】
大阪府東大阪市の、生駒山(いこまやま)の西のふもとにある、河内国(かわちのくに)の一之宮(いちのみや)です。奈良の春日大社の神さまの元になった神社として、「元春日(もとかすが)」とも呼ばれます。
社伝では、神武天皇の時代に創まったと伝わります。平安時代の延喜式(えんぎしき)では、とくに格の高い名神大社(みょうじんたいしゃ)に数えられました。
春には境内の梅林が咲き、12月には大きな声で笑う「お笑い神事」でも知られます。
歴史・由来
枚岡神社を理解する鍵は、「春日大社の故郷」という立場にあります。
社伝では、神武天皇が東へ向かった東征のとき、天種子命(あめのたねこのみこと)が、神津嶽(かみつたけ)に天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)をまつったのが始まりとされます。天児屋根命は、のちに藤原氏となる中臣氏(なかとみし)の祖先の神です。白雉元年(650年)に、今の場所へ移ったと伝わります。
神護景雲2年(768年)に奈良で春日大社が創建されたとき、この枚岡の神々が分けてまつられました。そのため、枚岡神社は「元春日」と呼ばれます。
平安時代の延喜式神名帳には「枚岡神社四座」と記され、名神大社に数えられました。四座とは、天児屋根命、比売神、経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)の四柱のことです。
本殿は、豊臣秀頼が片桐且元(かたぎりかつもと)に造営させたと伝わります。その後も何度も建て替えられ、現在の本殿は、文政9年(1826年)に氏子の人たちが再建したものです。
明治以降は近代社格制度で官幣大社とされ、河内国を代表する神社として今に続いています。
見どころ・特徴
【四棟が並ぶ春日造の本殿】
本殿は、一間社春日造(いっけんしゃかすがづくり)で、屋根は檜皮葺(ひわだぶき)です。四つの本殿が、透塀(すかしべい)に囲まれて並んでいます。奈良の春日大社と似た並びで、東大阪市の指定文化財になっています。
【宝基の杜(ほうきのもり)】
境内の森は、古くから「宝基の杜」と呼ばれてきました。平成13年(2001年)には、環境省の「かおり風景100選」に選ばれています。
【枚岡梅林】
境内の南側には梅林があり、春に白や紅の梅が咲きます。見ごろは2月中旬から3月ごろです。
【神津嶽と本宮】
神社の背後の山が神津嶽で、神社の始まりの地とされます。山頂には神津嶽本宮があり、境内の北側から登山道が続いています。
【御朱印】
御朱印は社務所でいただけます。お笑い神事や秋郷祭などの行事に合わせた、特別な御朱印もあります。
年中行事・お祭り
【粥占神事(かゆうらしんじ)】例年1月
小豆粥と竹の筒を使って、その年の稲の実りを占う神事です。
【例祭】例年2月1日
神社でもっとも大切な祭りの一つです。
【平國祭(くにむけさい)】例年5月21日
春に行われる祭りです。
【秋郷祭(あきのごうまつり)】本祭は例年10月15日
太鼓台(たいこだい)や地車(だんじり)が神社に入る、勇壮な祭りです。前祭は、10月の週末に行われます。
【注連縄掛神事(お笑い神事)】例年12月
新しい注連縄(しめなわ)を掛けかえ、みんなで大きな声で笑う神事です。天の岩戸(あまのいわと)から天照大神がお出ましになった神話にちなみ、一年の厄を笑い飛ばして福を呼ぶとされます。東大阪市の無形民俗文化財です。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
天児屋根命比売神経津主命武甕槌命
社格
河内国一之宮・延喜式の名神大社・旧官幣大社・別表神社
創建
社伝では、神武天皇の東征のとき、天種子命が神津嶽に天児屋根命と比売神をまつったのが始まりと伝わります。白雉元年(650年)に今の地へ移ったとされます。
ご利益
厄除け開運招福
テーマ
一宮祭り梅
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
大阪府東大阪市出雲井町7-16
参拝時間
授与所の受付時間は9時から16時です(無休)。
時間は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
近鉄奈良線「枚岡駅」から徒歩約2分です。
車の場合は、阪神高速13号東大阪線の水走出口から約13分です。駐車場は40台分あります。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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