この寺について
高野山東京別院は、和歌山県にある高野山真言宗の総本山・金剛峯寺(こんごうぶじ)の別院で、「高輪結び大師(たかなわむすびだいし)」としても知られています。江戸時代のはじめごろ、高野山の僧が江戸に滞在する在番所(ざいばんしょ)として開かれました。御府内八十八ヶ所霊場の第1番札所で、毎月21日にはお大師さま(弘法大師)の日の法要「御影供(ごえいく)」が営まれます。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、高野山の僧が江戸で暮らし、幕府とやりとりをするための出先として生まれたことです。
【在番所として】
慶長年間(1596〜1615)に、高野山の学侶方(がくりょがた)の在番所として開かれました。在番所の役目は、幕府と宗務全般について交渉し、幕府からの通達を全国の真言宗の寺院に伝えることでした。明暦元年(1655)には芝二本榎(しばにほんえのき)の土地を与えられ、延宝元年(1673)に「高野山江戸在番所高野寺」として建立されました。元禄15年(1702)に火災で焼け、翌年に再建されたとされます。
【明治以降】
明治時代になると在番所は廃止されました。そのとき、葛飾の牛島にあった寺の名跡(みょうせき)を移して寺の跡を継ぎ、昭和2年(1927)に「高野山東京別院」と名前を改めました。
【巡礼の札所として】
いまは、御府内八十八ヶ所霊場の第1番札所です。江戸三十三観音の29番札所、関東八十八ヶ所霊場の特別霊場でもあります。
見どころ・特徴
【四国八十八ヶ所のお砂踏み】
四国八十八ヶ所の各霊場の砂を石畳に埋めた「お砂踏み」があります。その上を歩いてお参りすると、実際のお遍路と同じご利益があるとされています。六月の青葉祭りの期間は、お砂踏みの特別な催しも開かれます。
【毎月21日の御影供(ごえいく)】
お大師さまの日にあたる毎月21日には、御詠歌(ごえいか)、法話、護摩(ごま)の法会が営まれます。
【青葉祭り(あおばまつり)】
6月15日は宗祖・弘法大師の誕生日にあたり、その前後に青葉祭りが開かれます。お砂踏みや、嵯峨御流(さがごりゅう)のいけばな展などが行われます。
【三つの札所の御朱印】
御府内八十八ヶ所(弘法大師)、江戸三十三観音(聖観世音)、関東八十八ヶ所(遍照金剛)の3種類の御朱印があります。
【不動堂】
境内には不動堂があります。
年中行事・お祭り
【新年大師大護摩祈祷(だいごまきとう)】1月1日は午前0時の大法会と午後2時。2日・3日は午前10時と午後2時。
【初大師大護摩祈祷会】1月21日 午前11時。
【御影供(ごえいく)】毎月21日。13時の御詠歌、13時20分の法話、14時の護摩法会が基本です(月により時間が異なります)。
【春の彼岸会(ひがんえ)・秋の彼岸会】春と秋の彼岸の入りごろ。13時の読経会、13時20分の法話、14時の法要。
【花祭り】4月8日。
【青葉祭り】6月13日から15日ごろ。四国八十八ヶ所のお砂踏み、いけばな展、護摩など。
【盂蘭盆会施餓鬼供養大法会(うらぼんえせがきくようだいほうえ)】7月上旬。
【万灯万華会(まんどうまんげえ)】10月。大般若転読(だいはんにゃてんどく)法要。
【除夜の鐘】12月31日。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
弘法大師
宗派・寺格
高野山真言宗の別院(総本山は金剛峯寺)。御府内八十八ヶ所霊場の第1番札所、江戸三十三観音霊場の29番札所、関東八十八ヶ所霊場の特別霊場。
創建
慶長年間(1596〜1615)に、高野山の在番所として開かれました。延宝元年(1673)に「高野山江戸在番所高野寺」として建立され、昭和2年(1927)に現在の名前になりました。
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
東京都港区高輪3-15-18
参拝時間
6時から17時まで(通年)。
御朱印の授与時間・初穂料は、寺へ直接お問い合わせください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
都営地下鉄浅草線「高輪台駅」「泉岳寺駅」から徒歩約10分。JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ駅」から徒歩約10分。JR「品川駅」から徒歩約13分。東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台駅」から徒歩約13分、「白金高輪駅」から徒歩約14分です。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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