この神社について
全国唯一の八方除の守護神として知られる相模国一之宮。厄除け・方位除けを求め全国から参拝者が集まる。年間200万人以上が訪れる神奈川随一の参拝者数を誇る。
歴史・由来
全国で唯一「八方除(はっぽうよけ)」の御神徳を主とする神社。総国風土記によれば、雄略天皇の時代(5世紀後半)には既に奉幣の記録があり、神奈川県内では最も古い格式を持つ古社の一つである。
祭神は寒川比古命(さむかわひこのみこと)・寒川比女命(さむかわひめのみこと)の夫婦神。記紀には登場しないこの土地固有の地主神であり、地名「寒川」もこの神に由来する。延喜式神名帳(927年成立)には相模国唯一の名神大社として記載され、東国第一の神社として朝廷からも厚遇された。
源頼朝・武田信玄・徳川家康ら、関東を制した武将は皆この社に深く帰依した。とりわけ徳川家は、江戸城の真西、ほぼ真西に位置するこの社を「江戸を護る方位の要」として崇敬し、社地・社殿を整備した。
「八方除」とは、地相・家相・方位・日柄など、あらゆる方角からの厄災を祓い清める寒川神社独自の御祈祷。古来、新築・転居・旅立ち・婚礼・事業開始など、人生の節目に多くの参拝者を集めてきた。
見どころ・特徴
社殿は平成9年(1997)に造営されたもので、総檜造り・銅板葺き。新しいながらも、古代の社殿様式を忠実に再現した堂々たる風格を持つ。御本殿の千木・鰹木の輝きは見事。
特筆すべきは「方位盤と渾天儀のモニュメント」。境内には方角を意識した造作が随所にあり、八方除の神社らしい仕掛けが楽しめる。本殿前に立つと、自然と気が引き締まる思いがする。
南側の入口から続く参道には、神嶽山神苑(かんたけやましんえん)と呼ばれる池泉回遊式庭園が広がり、八方除の御祈祷を受けた人だけが入苑できる特別な空間。庭の中心の「難波の小池」は、寒川神社発祥の地とも伝わる神聖な水源。
毎年元旦の「迎春祈祷の大太鼓」、5月5日の「国府祭」(相模国総社六所神社で行われる古代以来の祭礼)への参列、9月の例大祭など、古代以来の祭祀の系譜を今に伝える行事が続く。
近年は「レイライン」(夏至・冬至の日の出と日没を結ぶ太陽の道)の中心に位置するパワースポットとしても注目され、特に冬至の早朝、富士山頂から昇る朝日を拝む「ダイヤモンド富士」の絶景は、信仰の起源を肌で感じる体験となる。
学び・特徴
主祭神
寒川比古命寒川比女命
社格
相模国一宮・別表神社
創建
不詳(5世紀頃とも)
ご利益
八方除け厄除け交通安全
基本情報
住所
神奈川県高座郡寒川町宮山3916
参拝時間
参拝自由(祈祷受付 8:00〜17:00)
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR相模線「宮山駅」より徒歩5分
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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