TabiShiri
寺 御朱印 川越市

成田山川越別院

なりたさんかわごえべついん

別名:本行院(ほんぎょういん)、川越不動(かわごえふどう)

この寺について
成田山川越別院(なりたさんかわごえべついん)は、埼玉県川越市にある真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の寺院で、地元では「川越不動(かわごえふどう)」として親しまれています。千葉県の成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)から不動明王(ふどうみょうおう)の分霊を受けて開かれた、成田山にとって全国で最初の別院です。開祖・石川照温(いしかわしょうおん)が自らの失明を乗り越えた体験から、眼病平癒(がんびょうへいゆ)にご利益があるとされ、境内では毎月28日に骨董品を集めた「蚤の市」が開かれることでも知られています。

歴史・由来

成田山川越別院を理解する鍵は、開祖・石川照温という一人の僧侶が、自らの失明という苦難を乗り越えた末にこの寺を開いたことにあります。 石川照温は文化2年(1809年)、下総国葛飾郡(しもうさのくにかつしかぐん)の農家の三男として生まれ、俗名を留五郎(とめごろう)といいました。若くして両目を失明し、前途を悲観して自ら命を絶とうとしたことも一度や二度ではなかったと伝わります。しかし神仏の導きを感じ、成田山新勝寺で断食の修行に入ったところ、見えなかった両目が少しずつ回復し、満願を迎えるころにはほぼ元通りに見えるようになったといいます。この出来事をきっかけに、天保13年(1842年)、39歳で照阿上人(しょうあしょうにん)に師事して出家し、その後は全国を巡って不動明王への信仰を広めました。 嘉永6年(1853年)、49歳になった照温は、廃寺となっていたこの地の本行院(ほんぎょういん)を復興し、成田山新勝寺の貫首(かんず、住職のこと)・照輪上人(しょうりんしょうにん)から不動明王の分霊を授かります。これが成田山川越別院の始まりです。明治10年(1877年)には、全国に数ある成田山の別院の中でも最初の別院として位置づけられ、その後の各地の成田山別院の先駆けとなりました。 現在も境内には、眼病平癒で知られる開山堂に石川照温が祀られており、目の健康を願う人々が奉納した「め絵馬」を見ることができます。自らの目が見えるようになった喜びを、今も多くの参拝者と分かち合っている寺院です。

見どころ・特徴

【本堂】現在の本堂は昭和8年(1933年)の再建で、不動明王が安置されています。明治6年(1873年)に一度本堂が建てられ、その後現在の姿になりました。 【開山堂とめ絵馬】開祖・石川照温を祀るお堂で、自身が失明から回復した体験にちなみ、眼病平癒のご利益で知られています。堂内には目の健康を願う参拝者が奉納した「め絵馬」がたくさん納められています。 【福寿殿と出世稲荷】小江戸川越七福神の第4番札所で、恵比須天(えびすてん)を祀る福寿殿があります。境内には商売繁盛や出世を願う出世稲荷も祀られています。 【亀の池】200匹以上の亀が暮らす放生池(ほうじょうち)で、暖かい季節には親亀の上に子亀、そのまた上に孫亀が乗る、のどかな姿を見ることができます。 【鐘楼堂】寛永10年(1633年)に鋳造された梵鐘(ぼんしょう)が納められています。
年中行事・お祭り
【節分祭】例年2月3日に行われます。 【開創記念例大祭】例年4月5日、この寺の開創を記念して行われる大きな法要です。 【火渡り祭】例年11月23日、柴灯護摩(さいとうごま)による火渡り修行が行われます。 【蚤の市】毎月28日、朝6時ごろから午後2時ごろまで、境内で骨董品や古民具を集めた市が開かれます。地元でも人気の縁日です。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
不動明王
社格
真言宗智山派の寺院で、千葉県の成田山新勝寺の別院です。明治10年(1877年)、全国にある成田山の別院の中で最初の別院となりました。関東三十六不動霊場の27番、小江戸川越七福神(恵比須天)の第4番札所でもあります。
創建
嘉永6年(1853年)、石川照温(いしかわしょうおん)が廃寺となっていた本行院を復興し、成田山新勝寺の貫首・照輪上人(しょうりんしょうにん)から不動明王の分霊を授かったのが始まりです。
テーマ
川越七福神関東三十六不動
基本情報
住所
埼玉県川越市久保町9-2
参拝時間
境内は終日自由に参拝できます。休みはありません。写経は毎日午前9時から午後2時まで受け付けています。御祈祷の受付時間は資料によって記載がなく確認できなかったため、事前に公式サイトでご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車】西武新宿線「本川越」駅から徒歩約13分。東武東上線・JR「川越」駅東口から徒歩約22分。各駅からバスの場合は「成田山前」バス停下車すぐです 【車】関越自動車道「川越インターチェンジ」から約15分、圏央道「川島インターチェンジ」から約20分 【駐車場】境内に駐車場があります。資料によって無料・有料(タイムズ)の案内が異なっていたため、最新の状況は公式サイトでご確認ください
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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