この神社について
4世紀頃の創建と伝わる古社。相模国の三ノ宮として崇敬される。境内のタコのお守りが有名で、「たこ宮」の愛称で親しまれる。七夕まつりの発祥地でもある。
歴史・由来
相模国(神奈川県)の総鎮守として、古くから「相模国の八幡さま」と呼ばれてきた古社。
社伝によれば、創建は仁徳天皇68年(380)。相模国に大地震があった折、応神天皇(八幡神)の御神霊を勧請して国土安穏を祈ったのが始まりという。古代の災害記録と結びついた由緒を持つ、極めて稀有な創建譚を持つ神社である。
奈良時代には聖武天皇の勅願により国家安泰の祈祷が行われ、当時の社地は「鶴峯山八幡宮」と呼ばれた。平安期には源頼義・義家親子が東国遠征の折に戦勝祈願し、鎌倉時代には源頼朝が篤く崇敬。文治2年(1186)、頼朝が妻・北条政子の安産祈願を行い、嫡男・頼家が誕生したという縁起は、八幡神=安産・武運の神としての信仰を、関東に広く知らしめた。
戦国時代には小田原北条氏、江戸時代には徳川幕府からの庇護を受け、相模国筆頭の神社として明治期に至るまで格式を保った。地元では「八幡さま」「鶴峯さま」の親しみある名で呼ばれ、平塚市民の精神的支柱として今も親しまれている。
「平塚」の地名そのものが、平真砂子(たいらのまさご)という女性が亡くなり、塚を築いたという伝説に由来するとされ、八幡宮もこの古い土地の記憶と深く結びついている。
見どころ・特徴
JR平塚駅から徒歩約8分。市街地の真ん中にありながら、緑深い杜に囲まれた静謐な境内が広がる。
朱塗りの太鼓橋の架かる「神池」は、季節の鯉が泳ぐ憩いの場。本殿前まで続く参道は、平塚市街地とは思えない神域の空気を漂わせる。
本殿は明治期の造営とされる入母屋造の壮麗な社殿。屋根の千木・鰹木が朱・金で輝き、相模国総鎮守としての風格を放つ。
例大祭は毎年8月の盆過ぎに行われ、湘南三大祭の一つに数えられる「ぼんぼり祭」が見もの。境内に数百のぼんぼりが灯される幻想的な夜の景観は、平塚の夏の風物詩。
毎年7月の「平塚七夕まつり」は、戦後昭和25年(1950)から続く全国屈指の七夕祭で、平塚駅周辺と八幡宮が一体となって賑わう。神社境内にも特別な七夕飾りが施され、伝統と現代が融合した独特の風景を見せる。
子授け・安産祈願の御利益で名高く、頼朝・政子の故事にちなみ、今も全国から参拝者が訪れる。
境内末社の「平塚天神社」「諏訪社」「若宮社」など複数の摂末社が、相模国総鎮守としての豊かな歴史層を物語る。
学び・特徴
主祭神
応神天皇仲哀天皇神功皇后
社格
相模国三宮・別表神社
創建
4世紀頃(仁徳天皇68年と伝わる)
ご利益
勝負運家内安全厄除け
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
神奈川県平塚市浅間町1-6
参拝時間
参拝自由(社務所 9:00〜17:00)
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR「平塚駅」北口より徒歩8分
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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