この寺について
秩父三十四観音霊場の第31番札所。曹洞宗の寺院で、山号は鷲窟山(しゅうくつざん)。山全体に十万八千体ともいわれる石仏が点在する「石仏の寺」として知られ、本堂脇の岩壁には弘法大師が彫ったと伝わる「鷲窟磨崖仏」(埼玉県指定文化財)がある。日本一とも伝わる石造の仁王像や、落差約30メートルの聖浄の滝も見どころ。
歴史・由来
観音院を理解する鍵は、鷲(わし)の巣から観音像が見つかったという伝説と、山全体を埋め尽くす石仏群にある。
伝承によれば、平安時代に平将門(たいらのまさかど)の乱が起きた際、本尊とされる聖観世音菩薩像は行方が分からなくなっていた。鎌倉時代、この地を治めていた武将・畠山重忠(はたけやましげただ)が狩りに訪れた際、鷲の巣の中からこの観音像を発見し、堂を建てて安置したのが観音院の始まりと伝わる。詳しい創建の年は分かっていない。
山号「鷲窟山」も、この鷲にまつわる伝承に由来する。境内奥の岩壁には、弘法大師(こうぼうだいし)が一夜で彫ったと伝わる磨崖仏(まがいぶつ)群があり、「鷲窟磨崖仏」として埼玉県指定文化財となっている。
山全体には十万八千体ともいわれる数多くの石仏が点在し、修験道(しゅげんどう)の行場としても栄えてきた歴史を持つ。秩父三十四観音霊場の第31番札所として、今も多くの巡礼者が296段の石段を登り参拝している。
見どころ・特徴
【日本一と伝わる石造仁王像】
山門には高さ4メートル前後(台座を含む)の石造の仁王像が安置されており、石造としては日本一とも伝えられる大きさを誇る。
【鷲窟磨崖仏】
本堂脇の岩壁には、弘法大師が一夜で彫ったと伝わる磨崖仏群があり、埼玉県指定文化財となっている。
【聖浄の滝】
本堂の近くには落差約30メートルの滝があり、古くから修験道の行場として信仰を集めてきた。
【十万八千体ともいわれる石仏群】
境内から奥の院にかけて、十万八千体ともいわれる数多くの石仏が点在しており、石仏の寺として広く知られている。
【296段の石段】
山門から本堂までは296段の石段が続き、秩父札所の中でも屈指の険しい参道として知られる。石段を登り切った先に広がる景色も、参拝の楽しみのひとつ。
学び・特徴
主祭神
聖観世音菩薩
社格
秩父三十四観音第31番
創建
伝承(鎌倉時代、畠山重忠による観音堂建立と伝わる。詳しい創建年は不詳)
テーマ
石仏パワースポット
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
埼玉県秩父郡小鹿野町飯田2211
参拝時間
拝観時間は3月から10月が8時から17時まで、11月から2月は8時から16時までとなっている。正午から12時30分までは昼休憩のため参拝できない。御朱印は本堂近くの納経所でいただける。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
西武秩父駅から西武観光バス「栗尾行き」に乗車し、「栗尾」で下車。そこから徒歩約60分(山門まで約45分、本堂まではさらに296段の石段を約15分登る)。
秩父三十四観音第30番札所からは徒歩で約6時間(約18キロメートル)かかる。
駐車場(普通車・マイクロバス・大型バス対応)あり。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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