TabiShiri
寺 御朱印 秩父市

西光寺

さいこうじ

別名:無量山西光寺(むりょうざんさいこうじ)

この寺について
秩父三十四観音霊場(ちちぶさんじゅうしかんのんれいじょう)の第16番札所。真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)の寺で、山号は無量山(むりょうざん)。境内の「回廊堂(かいろうどう)」には、四国八十八ヶ所霊場の本尊88体の写しが祀られており、秩父にいながら四国巡礼ができる珍しい聖地として知られる。秩父三十四観音の札所の中で、独立した「札堂(ふだどう)」を今に残す唯一の存在でもある。

歴史・由来

西光寺を理解する鍵は、この寺が室町時代末期の記録にすでに登場するほど古い歴史を持ちながら、今に伝わる姿の多くは江戸時代に形づくられたという点にある。 創建の正確な時期はわかっていないが、室町時代の末ごろにはすでにその存在が記録に見えるという。本尊の千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)については、「観音霊験記(かんのんれいげんき)」に伝わる話がよく知られている。ある僧が、成仏できずにいた老女の霊を弔うために祈りを捧げたところ、観音さまの姿が現れたといい、これが今の本尊になったと伝えられている(なお、行基(ぎょうき)の作とする資料も一部にあるが、裏付けは十分ではない)。 現在の本堂は、江戸時代の宝永7年(1710年ごろ)の建立と伝わる(元禄14年〈1701年〉とする資料もある)。境内の「回廊堂」は、天明の大飢饉(てんめいのだいききん、1782年から1788年ごろ)や、天明3年(1783年)の浅間山噴火といった相次ぐ災害からの除災を願って建てられたとされ、昭和51年(1976年)に修繕されている。回廊の中には四国八十八ヶ所霊場の本尊の写しが並び、四国まで足を運べない人でも同じご利益を受けられる場として、江戸時代から今日まで親しまれてきた。 西光寺は昭和41年(1966年)1月25日、秩父市の史跡に指定されている。秩父三十四観音の中で、独立した「札堂」の姿を今に残しているのはこの西光寺だけとされ、古くからの巡礼の形をよく伝える寺として知られている。

見どころ・特徴

【回廊堂で四国八十八ヶ所めぐり】 西光寺いちばんの見どころは、境内の回廊堂(かいろうどう)。四国八十八ヶ所霊場の本尊88体の写しがずらりと祀られており、ひとまわりするだけで四国巡礼と同じご利益を受けられるとされている。天明の大飢饉や浅間山噴火など、相次ぐ災害からの除災を願って江戸時代に建てられたと伝わる。 【秩父で唯一残る独立した札堂】 西光寺の札堂は、秩父三十四観音の中で唯一、独立した建物として今に残っているとされる貴重な存在。柱には、かつての巡礼者が納札(おさめふだ、参拝の証に打ち付ける札)を打ちつけた釘の跡が残っており、長い巡礼の歴史を肌で感じられる。 【観音霊験記に伝わる本尊の由来】 本尊の千手観世音菩薩は、僧が弔いのために祈ったところ姿を現したという「観音霊験記」の言い伝えで知られる。江戸時代から語り継がれてきた、この寺らしい物語のひとつ。
学び・特徴
主祭神
千手観世音菩薩
社格
真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)。山号は無量山(むりょうざん)。秩父三十四観音霊場第16番札所。
創建
正確な開創年は分かっていないが、室町時代末期の記録にすでに登場するという。現在の本堂は宝永7年(1710年ごろ)の建立と伝わる(異説として元禄14年〈1701年〉とする資料もある)。
この場所を巡る軸
基本情報
住所
埼玉県秩父市中村町4-8-21
参拝時間
拝観時間は午前8時から午後5時まで(11月から2月は午後4時まで)。正午から12時30分ごろは受付の昼休みとなることが多い。無料駐車場あり。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
秩父鉄道「秩父」駅から徒歩約15分、秩父鉄道「御花畑」駅から徒歩約17分、西武秩父線「西武秩父」駅から徒歩約25分。次の札所である第17番定林寺までは徒歩約18分。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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