TabiShiri
寺 御朱印 目黒区

大円寺

だいえんじ

別名:松林山 大圓寺(しょうりんざん だいえんじ)

この寺について
目黒駅から坂道「行人坂(ぎょうにんざか)」を下った途中にある天台宗のお寺で、正式には松林山(しょうりんざん)大圓寺といいます。江戸時代の明和9年(1772年)に起きた大火事「行人坂火事」の火元となった寺で、犠牲者を供養するための石仏群が境内を埋めています。国の重要文化財の釈迦如来立像を本尊とし、山手七福神では大黒天を祀っています。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、「江戸の大火の火元となり、その犠牲者を長く供養してきた寺」という点にあります。 【始まりと行人坂】江戸時代のはじめ、出羽(でわ、今の山形県)の湯殿山(ゆどのさん)で修行した行者・大海(だいかい)がこの地に開いたと伝えられます。開かれた時期は、元和年間(1615年から1624年)とする記録と、寛永年間(1624年から1644年)とする説があります。寺の前の坂は、行者たちが行き来したことから「行人坂」と呼ばれるようになりました。 【行人坂火事】明和9年(1772年)2月、この寺から出た火が江戸の町に燃え広がり、江戸城の櫓まで焼ける大火事になりました。この「行人坂火事(明和の大火)」は、江戸時代の大きな火事の一つに数えられます。 【石仏群による供養】火事の後、天明年間(1780年代)に、犠牲者を供養するため釈迦三尊や十大弟子、五百羅漢などの石仏が造られました。 【長い再建】火元となった責任から、本堂の再建はなかなか許されませんでした。嘉永(かえい)元年(1848年)、薩摩藩主の島津斉興(しまづなりおき)の帰依を受け、ようやく再建されています。

見どころ・特徴

【石仏群(五百羅漢)】行人坂火事の犠牲者を供養するために造られた、約500体の石仏が境内の斜面にずらりと並びます。一体ずつ表情が違い、東京都の有形文化財に指定されています。 【釈迦如来立像】本尊の釈迦如来立像は、鎌倉時代の建久(けんきゅう)4年(1193年)に造られたものです。京都の清凉寺(せいりょうじ)の釈迦像にならった「清凉寺式」と呼ばれる姿で、国の重要文化財に指定されています。 【三面大黒天】山手七福神の一つとして、三つの顔をもつ大黒天を祀っています。
学び・特徴
本尊
釈迦如来
宗派・寺格
山手七福神(大黒天)/釈迦如来立像は国指定重要文化財/大円寺石仏群は東京都指定有形文化財
創建
江戸時代初め、湯殿山の行者・大海が開いたと伝わる(元和年間説と寛永年間説がある)。
テーマ
七福神
この場所を巡る軸
基本情報
住所
東京都目黒区下目黒1-8-5
参拝時間
8時から17時(季節によって変わる場合あり)。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線「目黒駅」西口から徒歩約3分。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

記録を確認中...