この寺について
京都の繁華街・新京極(しんきょうごく)にある浄土宗西山深草派(じょうどしゅうせいざんふかくさは)のお寺で、正式には浄瑠璃山(じょうるりさん)永福寺(えいふくじ)といいます。薬師如来(やくしにょらい)の石像を本尊とし、蛸が経典に変わったという言い伝えから「蛸薬師」と呼ばれて親しまれています。病気平癒を願う人々がお参りに訪れます。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、「蛸が経典に変わったという不思議な言い伝えが、通りの名前にまで残っている」という点にあります。
【始まり】平安時代の終わりの養和(ようわ)元年(1181年)、比叡山の薬師如来を深く信仰していた林秀という人物が、薬師如来の石像を授かり、二条室町(にじょうむろまち)にお堂を建てたのが始まりと伝えられます。
【蛸薬師の言い伝え】鎌倉時代の建長(けんちょう)年間のはじめごろ、この寺の僧・善光(ぜんこう)の母が重い病にかかり、好物の蛸を食べたいと願いました。僧が蛸を手に入れて帰ると、人々にとがめられます。善光が薬師如来に祈ると、蛸の8本の足が光を放ちながら法華経(ほけきょう)8巻に変わったといわれます。そこからこの寺は「蛸薬師」と呼ばれるようになりました。
【新京極へ】天正(てんしょう)18年(1590年)、豊臣秀吉が京都のお寺を一か所に集めて寺町をつくったとき、今の場所へ移りました。もとの二条室町のあたりは、今も「蛸薬師町」という地名で、京都の東西の通り「蛸薬師通」の名前もこの寺に由来します。
学び・特徴
本尊
薬師如来
宗派・寺格
浄土宗西山深草派
創建
養和元年(1181年)、林秀が二条室町に薬師如来の石像を祀る堂を建てたのが始まりと伝わる。天正18年(1590年)、現在地に移転。
ご利益
健康・病気平癒
基本情報
住所
京都府京都市中京区新京極通蛸薬師東側町503
参拝時間
9時から17時。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
阪急京都線「京都河原町駅」から徒歩約5分。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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